ブラウンGP:バトンが今季3勝目 (F1バーレーンGP)
2009年4月27日
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4番グリッドからスタートしたジェンソン・バトンだったが、序盤にベッテル、ハミルトンをオーバーテイクして3位に浮上。トヨタがピット戦略で後退してからは、終始優位にレースを進めて優勝。
レース終盤では、久々にロス・ブラウンがバナナを食べるシーンも見られた。
トヨタ:タイヤ戦略が裏目に - 初優勝ならず (F1バーレーンGP)
2009年4月27日
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フロントローからスタートしたトヨタの2台。1コーナーでグロックが前に出て、第1スティントはグロック-トゥルーリの順で順調にリードを広げた。しかし、1回目のピットストップでトヨタの2台はハード側のタイヤを選択。この戦略が裏目に出たカタチとなり、中団での苦しい戦いを強いられることになった。
レッドブル:ベッテルが2位表彰台 (F1バーレーンGP)
2009年4月27日
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3番グリッドからスタートしたベッテルだったが、スタートでジェンソン・バトン(ブラウンGP)とKERSを搭載したルイス・ハミルトンに先行を許し、ハミルトンの後ろでタイムをロスしてしまった。
しかし、トヨタ勢が戦略で後退したあとは、素晴らしいパフォーマンスをみせ、2位表彰台を獲得した。
フェラーリ:今季初ポイント獲得 (F1バーレーンGP)
2009年4月27日
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キミ・ライコネン (6位)
「いくつかポイントを拾えて満足だけど、パフォーマンスレベルは喜べるものではないね。6位にあまり興奮せず、もっと遠くを見ている。僕たちが改善しなければならないことは十分認識している。理論的には、バルセロナで新しいパッケージを持ち込めば、良いステップを遂げられるかもしれないけど、スペインのトラックに行くまでは、他と比べてどれくらい大きいかはわからない。最後のピットストップで左フロントホイールのフェアリングの一部に問題があって、バリチェロの前でピットレーンを出るチャンスを犠牲にしてしまったけど、今日はF60の現在のポテンシャルを最大限に引き出せた」
マクラーレン:ハミルトンが4位入賞 (F1バーレーンGP)
2009年4月27日
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ルイス・ハミルトン (4位)
「4位入賞は嬉しい。トヨタ、レッドブル、ブラウンは、揃って高速コーナーが非常に速く、ついて行くのも不可能だった。だが、もうグリッド後方で戦う必要はない。ポイントを獲得できるポジションに来ているのだから、これからも現在の方向でマシンを開発すればいい。その手応えが感じられたことが大きな収穫だ。ただし、次戦バルセロナはハイダウンフォース・サーキットなので、またギャップは拡大するだろう。トップ5はかなり難しい。トップ10にチャレンジするのが現実的な目標だ」
ルノー:アロンソが1ポイント獲得 (F1バーレーンGP)
2009年4月27日
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フェルナンド・アロンソ (8位)
「最大限を尽くした。レースのスタートは完璧ではなかったし、8番手までポジションを下げてしまった。そのあとレース中は何も起こらなかったし、リタイアもなかった。僕たちは8番目の速さだったので、8位でフィニッシュした。常にポイントを狙ってるけど、1ポイントしか獲れなかったので、次のグランプリでは改善する必要がある」
ウィリアムズ:中嶋一貴はリタイア (F1バーレーンGP)
2009年4月27日
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中嶋一貴 (リタイア)
「期待はずれなレースでした。スタートは平均的でしたが、周りのKERSを搭載したマシンを防御するのはとても難しかったです。2周目の1コーナーまでは接戦でしたが、フロントウイングにダメージを負ってしまい、予定より早くピットインしなければなりませんでした。最後尾で戻って、そこから順位をあげることができませんでした。最終的に、油圧が抜けてしまい、リタイアすることにしました。前向きな点として、マシンがとてもいい感じだったので、次のレースではもっとよい結果を期待しています」
BMWザウバー:成す術なく最下位フィニッシュ (F1バーレーンGP)
2009年4月27日
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ロバート・クビサ (18位)
「レースは1コーナーで終わってしまったよ。ニックと他のマシンの間にいて、お互いに接触してしまい、フロントウイングが壊れてしまった。クラッシュのあと、ピットクルーとの伝達ミスがあった。すぐに入りたいと言ったんだけど、2周後でしかピットインできなかった。そのあとは、長い間、プライムタイムで重い燃料だったので、レースはとても難しかった。僕たちのペースではどうにもならなかった。バルセロナでの大きな前進を期待している」
ブリヂストン:F1バーレーンGP決勝レースを振り返る
2009年4月27日
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猛暑のコンディションの中バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されたバーレーンGPは、スーパーソフト・スーパーソフト・ミディアムのタイヤ戦略で戦ったブラウンGPのジェンソン・バトンが優勝した。
バトンは、同じ戦略を使ったレッドブルのセバスチャン・ベッテルを7.1秒引き離してのフィニッシュだった。ポールポジションからスタートしたパナソニック・トヨタ・レーシングのヤルノ・トゥルーリはスーパーソフト・ミディアム・スーパーソフトの戦略で3位。