メルセデスGP:ニコ・ロズベルグが3位表彰台 (F1イギリスGP)

2010年7月12日
メルセデスGP F1イギリスGP
メルセデスGPは、F1イギリスGPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが3位、ミハエル・シューマッハは9位だった。

ニコ・ロズベルグ (3位)
「今日はスタートが良かった。オープニングラップ終了時点で4番手にポジションを上げられた。ロバート(クビカ:ルノー)に頭を抑えられ、後ろからはフェルナンド(アロンソ:フェラーリ)につつかれていたので、ポジションを維持するのは容易ではなかった。今日は戦略も良かった。コマンドポストの面々に感謝したい。特にオプションタイヤのまま、ピットストップを遅らせるという判断が素晴らしかった。インラップもうまく行ったうえに、ピット作業も素早かったので、ロバートの前でコースに復帰できた。表彰台に立てたのは、そのおかげだと思っている。チームが一丸となった結果、バレンシアの直後に状況を変えることができた。我々は一歩前進し、何が悪かったかを冷静に分析したからこそ、表彰台に立てたと思う。これが転機になりそうだ。今後はもっと戦えるという自信が溢れている」

フォース・インディア:スーティルが8位入賞 (F1イギリスGP)

2010年7月12日
フォース・インディア F1イギリスGP
フォース・インディアは、F1イギリスGPの決勝レースで、エイドリアン・スーティルが8位、ヴィタントニオ・リウッツィは11位だった。

エイドリアン・スーティル (8位)
「楽しかったし、かなり面白いレースだった。最初にロングスティントにトライしたかったので、ハードタイヤでスタートしたけど、序盤はタイヤがうまく働いてくれなかったのであまり可能性はなかった。クルマに十分なグリップがなかったので、早めにピットインしてソフトタイヤに替えた。他のみんなとは真逆な戦略だったね。最後の10周はタフだったけど、うまく働いてくれた。でも、管理できたし、シューマッハやベッテルと本当に良い戦いができた。良いレースだったし、最終ラップまでベッテルに倒してポジションをうまく守っていたけど、そのあと彼は僕にぶつかってきたように思う。僕はレーシングラインを失って、ポジションを譲ることになってしまった。それがなければ、彼に抜かれたとは思わない。それでも最終的に8位は良い結果だった。多くのポイントを獲れたし、勢いを維持できている。次のドイツでのホームレースを本当に楽しみにしている」

ルノー:トラブルでポイントを逃す (F1イギリスGP)

2010年7月12日
ルノー F1イギリスGP
ルノーは、F1イギリスGPの決勝レースで、ヴィタリー・ペトロフが13位、ロバート・クビサはリタイアだった。

ヴィタリー・ペトロフ (13位)
「今日はポイントフィニッシュできたと思うけど、セーフティカーのあとにパンクしてしまい多くのタイムを犠牲にしてしまったのは不運だった。スタートはそれほど悪くなかったし、1周目で3つポジションを上げた。そのあとは、このサーキットは低速コーナーがないのでオーバーテイクは本当に難しかったけど、全力を尽くした。多くのデータが得られたし、トラックでより多くの経験を積めたので完走できて良かったよ」

ヴァージン・レーシング:クルマの進歩に満足 (F1イギリスGP)

2010年7月12日
ヴァージン・レーシング F1イギリスGP
ヴァージン・レーシングは、F1イギリスGPの決勝レースで、ティモ・グロックが18位、ルーカス・ディ・グラッシはリタイアだった。

ティモ・グロック (18位)
「再びスタートが良くなかったし、ヤルノとヘイキにポジションを奪われてしまった。レースではロータスについていこうとしたし、わずかに離されてしまった。ヘイキがピットに入ったとき、本当に良い2ラップができた。そしてピットに入った。クルーは本当に良いピットストップをしてくれて、ヘイキの前に出してくれた。そのあとはヤルノを追っていたし、彼についていこうとしたけど、バンプで本当に大きなオーバーステアになって、ほぼクルマのコントロールを失ってしまった。そのあとヘイキにオーバーテイクされて、ロータスの後ろでフィニッシュした。ポジティブな点はペースが良かったことだ。クルマにはかなり満足できた」

ロータス:ダブル完走に満足 (F1イギリスGP)

2010年7月12日
ロータス F1イギリスGP
ロータスは、F1イギリスGPの決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが17位、ヘイキ・コバライネンが18位だった。

ヤルノ・トゥルーリ (17位)
「かなり困難な週末だったけど、グランプリを完走して、他チームと戦うことができたので、とても満足している。チーム全体がいくつか難しい問題に本当に一生懸命に取り組んでくれたし、その仕事が成果をあげた。特にセットアップ変更に取り組むチャンスがなくて、予選とレース序盤にトラックの新しいセクションに慣れなければならなかったことを考えれば、ペースはとても良いと感じていたし、僕たちはかなり良い仕事をしたと思うよ!」

トロ・ロッソ:ポイントに届かず (F1イギリスGP)

2010年7月12日
トロ・ロッソ F1イギリスGP
トロ・ロッソは、F1イギリスGPの決勝レースで、セバスチャン・ブエミが12位、ハイメ・アルグエルスアリはリタイアだった。

セバスチャン・ブエミ (12位)
「今日はうまくいかなかった。戦略面で、タイヤ交換のあとにピットインしていないリウッツィの後ろに入ってしまい、彼の後ろで10周くらい過ごしたことでフロントタイヤを使いすぎて、セーフティカーが入ったときに左フロントタイヤに多くのグレイニングが生じてしまった。それが解消される頃には良いラップタイムを刻めたけど、あまりに遅すぎた。今日は1ポイントは獲れると思っていたので残念だ。良い仕事ができなかった」

F1イギリスGP:優勝はマーク・ウェバー、小林可夢偉6位!

2010年7月11日
F1 イギリスGP
2010年 F1 第10戦 イギリスGPの決勝レースが11日(日)、シルバーストン・サーキットで行われた。

優勝は、レッドブルのマーク・ウェバーで今季3勝目。2位にはルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3位にはニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が続いた。

小林可夢偉(ザウバー)は6位でフィニッシュ。前戦に続きポイントを獲得した。

F1:セーフティカー規約を微調整

2010年7月11日
F1 セーフティカー
FIAは、イギリスGPでセーフティカー規約の微調整をおこなった。

ヨーロッパGPでルイス・ハミルトンがセーフティカーを追い抜いたことよる論争を受け、FIAは、セーフティカー出動時に新しいスピード制限を導入することで合意した。

当初の計画では、隊列を整えている間に順位が変わらないよう、マシンはセーフティカーと同じ速度で走行するというものだった。

ルノー、セバスチャン・ブエミに興味

2010年7月11日
セバスチャン・ブエミ
ルノーのチーム代表エリック・ブーリエは、現在トロ・ロッソでドライブするセバスチャン・ブエミに興味を持っていることを認めた。

ルノーは、ペイドライバーであるヴィタリー・ペトロフの今後について検討しているとされており、まもなく2011年のレースシートが開放になるかもしれないとされている。

セバスチャン・ブエミについて尋ねられたエリック・ブーリエは「セバスチャンは2011年の潜在的なドライバーリストにいる」と述べた。

ロータス、エアアジアXとのパートナー契約を発表

2010年7月11日
ロータス
ロータスは、エアアジアX(AirAsia X)とのパートナシップという形でエアアジアのロゴ掲載を開始した。

エアアジアXは、エアアジア航空の傘下で長距離路線を運航する格安航空会社。ロータスのチームオーナーであるトニー・フェルナンデスがオーナーを務めている。

エアアジア航空のロゴは、すでにウィリアムズ FW32に掲載されているため、これまでロータスはトニー・フェルナンデスの投資会社であるTuneグリープのロゴをT127に掲載していた。
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