F1

2022年 SUPER GTシリーズ第8戦が11月5日、6日、モビリティリゾートもてぎで開催された。日産/NISMO陣営は、シリーズランキング1位、2位を占め最終戦となるこの戦いに挑み、タイトル獲得を目指した。最終戦は規定により全車サクセスウェイトが0kgとなり、今季2勝を挙げランキングトップのNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)、今季1勝でランキング2位のNo.12 カルソニック IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)、ランキング7位のNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、ランキング9位のNo.24 リアライズコーポレーションADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)の4台のNissan Z GT500が参戦した。

2023年のF1ラスベガスGP開催を祝い、“眠らない街”の有名なラスベガス ストリップは華やかなローンチ パーティーを開催するために閉鎖された。

ルイス・ハミルトンとメルセデスのチームメイトであるジョージ・ラッセルに加えて、レッドブルのセルジオ・ペレスとウィリアムズのアレックス・アルボンが参加し、ストリップを行き来するデモ走行、スタートラインのペインティング、ファン活動などを行った。

Moto2 最終戦バレンシアGPの決勝レースが11月6日(日)にサーキット・リカルド・トルモで行われ、3番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスが1.232秒差の2位に入り、第16戦日本GP以来4戦ぶり9度目の表彰台を獲得。

5番グリッドの小椋藍は、1ラップ目4番手、2ラップ目2番手に浮上したが、2番手走行中の8ラップ目8コーナーで今季9度目の転倒を喫して、アウグスト・フェルナンデェスがタイトルを獲得した。

ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、F1はマックス・フェルスタッペンの時代に入ったと語る。

2021年シーズンのフィナーレと今年の予算上限スキャンダルがマックス・フェルスタッペンを混乱させたが、ギュンター・シュタイナーは、フェルスタッペンの時代はそれに先立つ、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、ミハエル・シューマッハの時代に似ていると語る。

マクラーレンF1チームは、オスカー・ピアストリに「大きな挑戦」が待ち受けていることを知っているが、ルーキーをF1で良い結果に導くことができると確信している。

アルピーヌF1チームから正式にリリースされれば、オスカー・ピアストリは、マクラーレンでF1デビューするための準備に全力を注ぐことができる。

元F1王者のネルソン・ピケは、新しく選出されたブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領に関するコメントについて批判を受けている。

3回のF1ワールドチャンピオンであるネルソン・ピケは、2019年から大統領を務める、2022年の選挙でルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァに敗れたジャイール・ボルソナロの支持者として知られている。

スクーデリア・アウファタウリのトラックサイドエンジニアリングディレクターであるジョナサン・エドルズは、2023年F1マシン『AT03』ではレッドブルによって設計されたパーツの購入は少なくなると語る。

すべてのF1チームは、独自のモノコック、ノーズコーン、ウィング、ホイールドラムなどを設計および構築する必要があるが、F1レギュレーションでは、他のF1チームから限られた量のパーツを購入することが許可されている（transferable components：譲渡可能なコンポーネント)。

レッドブルF1のセルジオ・ペレスは、2回のF1ワールド チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンのチームメイトであることは「大きな挑戦」であると認めており、世界の誰もレッドブルに来てすぐに彼を打ち負かすことはできないだろうと語る。

セルジオ・ペレスは、2022年F1シーズンでマックス・フェルスタッペンに4回勝っているが、。フェルスタッペンは、最近のメキシコでの勝利により、1シーズン最多勝利記録を更新する14勝を挙げるなど、今シーズンのフォームは別次元にある。

2022年のSUPER GTは、GT50クラスではNo.12 カルソニック IMPUL Z、GT300ではNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rがタイトルを獲得。日産を両方のクラスを制覇した。

SUPER GT最終戦が11月6日（土）に、モビリティリゾートもてぎで行われ、GT500はNo.100 STANLEY NSX-GT、GT300はNo.55 ARTA NSX GT3とホンダがホームコースで勝利を挙げた。