ウィリアムズF1退団のニコラス・ラティフィ 「デ・フリースに敗れたことが決定要因ではない」
ニコラス・ラティフィは、F1イタリアGPで代役のニック・デ・フリースに敗れる前から、ウィリアムズが向かっていた「方向性を知っていた」と語る。

ウィリアムズは先週、レースドライバーとして3年間務めた後、2022年シーズンの終わりにニコラス・ラティフィからチームを離れることを発表した。

ニコラス・ラティフィはシーズンを通してポイントを獲得できておらず、モンツァで急遽アクレンダー・アルボンの代役としてF1デビューを果たしたニック・デ・フリースに敗れた。

モンツァが彼の将来を決定づける重要なレースだったかと質問されたニコラス・ラティフィは「いいえ、正直に言うと、そうは思わない。誰が相手の車に乗っていたかは問題ではなかった。僕が彼のような結果を出せなかっただけだ」

「たとえモンツァでポイントを獲得したとしても、それが違いを生んだとは思わない。

「残留するかどうかは、1ポイントか2ポイントを獲得することにかかっていたわけではなく、それは1年を通してのパフォーマンスだ。モンツァは明らかに良いレースではなかったし、それは助けにはならなかったけど、そういったことを念頭に置いていた」

ニコラス・ラティフィは、ウィリアムズが夏休み中に向かっていた「方向性をある程度知っていた」と概説し、決定に折り合いをつけていたと語る。

「本当に単純なことだ。これは結果ベースの業界だ。もちろん、今年はさまざまな理由で業績が芳しくなかった」とニコラス・ラティフィは解雇の理由について語った。

「そして、チームは決定を下さなければならなかった。彼らにとって何がベストであるか、別の方向に進む必要があったので、それは非常に簡単だった」

「もちろん、決定は理解している。さまざまな理由から、今年のパフォーマンスは僕が望んでいたものではなかった。でも、僕はそれを受け入れ、キャリアの次の段階に進む」

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カテゴリー: F1 / ニコラス・ラティフィ / ウィリアムズ・レーシング