2023年 F1マイアミGP 初日:ドライバーコメント(11番手~20番手)
2023年 第5戦 F1マイアミGPの金曜フリー走行で11番手から20番手だったドライバーのコメント。

今年、マイアミ・インターナショナル・オートドロームは路面が再舗装されており、初日は特に路面への対応が課題となった。チーム内のタイム差を見れば、初めてサーキットを走ることになったルーキーにとっては難しい初日となった。

11番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「何事もなく、クリーンな1日を過ごすことができたことは、我々にとって重要だったし、残りの週末に向けて適切な位置にいると思う。先週の今頃に比べれば、マシンの状態もだいぶ良くなってきたし、これからの目標は、さらに良い土曜日にすることだ。セットアップもいくつか試したけど、うまくいったものもあれば、そうでないものもある。でも、今のところ不満はない。またマイアミという素晴らしい場所に戻ってこれて本当に良かった。明日は何ができるか見てみよう。もちろん、Q3進出が最低限の目標だ」

12番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今日はいい一日だったと思う。FP1では、このレースのために持ち込んだ新しいものを使ってテストを行い、それがいい感じだったので、FP2で試してみたところ、いい感じだった。思い燃料での走行もとてもいい感じだったので、すべてが計画通りに進んでいて、明日もそれを繰り返すことができればと思っている。Q2、Q3は可能だと思う。超タイトなコースで、コンマ数秒の差で15番手から10番手になる可能性がある。明日に向けてプレーするだけだ」

13番手:周冠宇(アルファロメオ)
「僕にとっては順調な一日だった。今日は2つのセッションで一歩前進できたと思う。コースは常に変化し、改善し続けているけど、これまでのところ、クルマには概ね満足している。コックピットでのフィーリングは良いけど、明日の戦いに向けては、まだもう少し見つける必要がある。でも、先週と比べれば、良い場所にいるし、予選に向けてこれを積み上げていかなければならない」

14番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「今日はできるだけ多くの時間をコースで過ごすことが重要だった。赤旗が出たものの、なんとか生産的なセッションを行うことができた。新しいアスファルトのおかげで、最初はかなり滑りやすかったけど、セッションが進むにつれて路面が良くなっていった。クルマはバランスが取れていて、パフォーマンスの面でもバクーより少し近づいていて、少し良くなっていると感じている。もちろん、一晩でセットアップを一歩前進させ、予選でできるだけ前に出ることが目標だ。フィールドは本当に接近しているので、戦うためのすべては揃っている」

15番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日は、昨年のマイアミとあまり変わらない感じだった。2022年は、金曜日に最速を記録したものの、土曜日のQ2でノックアウトされてしまった。今年は、セッション中にもクルマが変化した。FP1は少し混乱した時間帯だったけど、最速で終えることができた。FP2では、ミディアムランで強い感触を得たけど、ソフトタイヤを履くと、クルマがうまくいかなかった。その理由も少しは理解できたし、幸いなことに、一晩で改善できる時間がある。そこには細かいマージンがある。日曜日に向けては、未知の部分がいくつかあると思う。今年からコースは再舗装されたが、まだ他のサーキットのように機能いしてない。まさに異端児だ。それはある意味クールだと思うけど、レースには難しいかもしれない。グリップを失ってしまうので、オフラインで走行する余裕はない。土曜日に向けて、すべてがうまくいけば、フェラーリやアストンマーティンの前に出られないことはないだろう。最初の4レースで見てきたように、3チームとも非常にタイトな状態だ。その中で、僕らが最大限の力を発揮すれば、フェラーリやアストンマーティンの前に出ることができる。ポテンシャルがあることは分かっているけど、一晩で改善する必要がある」

16番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「マイアミでのレース初日は有意義だった。FP1では、路面も気温もかなりトリッキーな状態だったけど、多くのことを学ぶことができた。FP2では路面がグリップしてかなり速くなったので、それに適応するための作業が必要だ。セッション中もいくつかのことを試していたけど、まだ作業中だ。悪い一日ではなかったけど、明日のためにたくさんのことを見直しておく必要がある」

17番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「ちょっと欲が出たし、ちょっと早すぎた。その代償を払ってしまった。でも、幸いにも大きなダメージはなく、FP2では調子を取り戻し、いいポジションにつけることができた。クルマはこのサーキットにうまくフィットしていると思うし、このサーキットもとても気に入っている。F1マシンでこのサーキットを走るのは初めてだったけれど、いい流れがあって、テクニカルでチャレンジングだ。アクシデントはあったけど、いい1日だった」

18番手:角田裕毅(アルファタウリ)
「チャレンジングな一日でした。今のところペースはあまり良いとは言えず、改善のための解決策を見つける必要があります。昨年と比べると、全体的なパフォーマンスは上がっていますし、路面も良くなっていますが、ライバルと比べると、まだペースがかなり足りません。今回のレースに向けて大きなアップグレードは入っていないので、明日に向けて異なるアプローチを試してみる必要があります」

19番手:ニック・デ・フリース(アルファタウリ)
「マイアミはユニークなイベントで、会場も素晴らしいので、アメリカの観客の前でレースができるのは最高の気分だ。僕にとって新しいサーキットで、グリップレベルが非常に低いし、周回を重ねるごとに速くなる。気温はかなり高いのに、タイヤのウォームアップは難しいようで、パフォーマンスを発揮するまでに長い時間が必要だ。そのあたりを今夜分析して、明日はもっと強くなるようにしたい。今日のパフォーマンスを見ると、望んでいたところとは違うけど、すべてのピースを組み合わせられるようにしたい」

20番手:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
「最もスムーズとは言えないトリッキーな一日だった。明日は何をする必要があるかはデータを見れば一目瞭然だ。主にセクター1をで構築を続ける必要がある。高速と低速の一貫性を高めるために、少しセットアップの作業をしなければならない。ドライビング側ももっとできるはずだ。それについては疑いの余地はない。FP3でクリーンなラップを刻んで、予選で最後のステップを踏み出す必要がある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1マイアミGP / F1ドライバー