F1マイアミGP 新社長に若き女性リーダー28歳カタリナ・ノワク就任
カタリナ・ノワクがF1マイアミGPの社長に就任した。

ノワクはこれまで同大会のビジネスオペレーション担当副社長を務めており、28歳でF1イベントの社長としては史上最年少、世界で2人しかいない女性社長の1人となる。彼女は2022年からこの職務を担ってきたタイラー・エップの後任となる。エップは新たな職務に就くため退任する。

「カタリナを我々の社長として発表できることを嬉しく思う」とマイアミF1グランプリのマネージングパートナーであるトム・ガーフィンケルは語った。

「彼女は私が関わってきた中でも最も才能ある若手経営者の1人であり、ここで築かれてきたものをさらに発展させるだろう。我々はファン体験の革新と、ドライバー、チーム、そしてファンに向けた世界最高水準のイベントの実現に取り組んでいる。タイラーのリーダーシップにも感謝したい。彼がいなければ、このグランプリは今日のような形には成長していなかっただろう」

ノワクは2019年にマイアミ・ドルフィンズとハードロック・スタジアムの事業体に加わり、イベント、法人パートナーシップ、ビジネスオペレーションなどでさまざまな役割を担ってきた。2023年にはマイアミGPのビジネスオペレーションを統括する立場に昇進し、2024年には副社長に就任。この役職で彼女は、グランプリを構築・運営する全てのビジネスおよび運営部門の協業を主導し、F1との関係を取りまとめ、ビジネスやパートナーシップの主要な交渉役を務め、大会の戦略的計画を指揮してきた。

オーストリア・ウィーン出身のノワクは、ロヨラ大学シカゴ校で広告/広報の学位を取得している。

「社長という新たな役割を担うことに身が引き締まる思いと同時に、とてもわくわくしている」とノワクは語った。「この新しい章においても我々の目標は変わらない。ステークホルダーに卓越したイベントを提供し、エリートのオン・トラックアクションとファン第一の体験を中心に据えることだ。卓越性に取り組む素晴らしいチームがあり、すでに始まっている仕事を引き続き進めていきたい」

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カテゴリー: F1 / F1マイアミGP