F1マイアミGPの米国視聴率が大幅減少 昨年比で約30%ダウン

ロイター通信およびニールセン・レーティングスのデータによると、先週末にハードロック・スタジアム周辺で行われた同レースは、ABCの放送で平均217万人の視聴者を集めた。これは、F1が米国で新記録を打ち立てた昨年の310万人から約30%の減少となる。
今回のレースでの視聴者数のピークは240万人だったが、これも2024年大会の360万人から減少している。
さらに、F1マイアミGPは週末の米国で最も視聴されたモータースポーツイベントとはならなかった。ナスカー・カップ・シリーズのテキサス戦がFoxのFS1チャンネルで平均250万人の視聴者を獲得し、F1を上回った。
それでも2025年のF1マイアミGPは、米国史上で3番目に多く視聴されたF1レースであり、2023年大会の200万人をわずかに上回った。
F1はマイアミとの長期開催契約を締結しており、最近その契約が2041年シーズン終了まで延長されたばかりである。
今回の視聴率低下のニュースは、F1の米国での放映権を保有するESPNの契約が今年末で満了するタイミングで報じられたものだ。ESPNはF1の親会社であるリバティ・メディアの本拠地である米国において、グランプリの独占放映権料として7500万〜9000万ドルを支払っているとされる。
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