メルセデスF1、W17の進捗に手応え「最終日はセットアップ作業を増やせる」
メルセデスはバルセロナで行われている5日間のF1シェイクダウンにおいて、主に信頼性確認と走行距離の積み上げを目的としてプログラムを進めているが、その点で順調な滑り出しを見せている。

月曜日にはジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリが合計151周を走破し、続く水曜日の2日目にはさらに走行距離を伸ばした。午前のセッションを担当したラッセルが92周を走り、午後にはアントネッリが91周を重ね、サーキット・デ・バルセロナ=カタルーニャを合計183周周回した。

報道によれば、アントネッリは1分17秒382を記録してこの日の最速タイムをマークし、チームメイトのラッセルがコンマ2秒差で続いた。この内容に、メルセデス陣営は満足感を示している。

「今日こなした走行距離には満足しているし、ここバルセロナでの最初の2日間に設定していた目標の大半を達成できた」と語ったのは、トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンだ。

「マシンは信頼性を示し、複数回のレース距離走行も行えた。これは非常に心強い最初の一歩だし、両ドライバーとも今日の走行距離をしっかり体感できているはずだ」

一方で、W17の純粋な競争力については、バーレーンテストまでは判断できないとの見解を示しつつも、別の面では前向きな手応えがあることも認めている。

「残りはあと1日だ。その日は、これまでよりもセットアップ作業に少し重点を置くことになるだろう」

メルセデスは、ラッセルとアントネッリの次回走行日については明言しなかった。

「それは明日になるかもしれない」とショブリンは述べており、その判断は天候次第だという。

ラッセルも「すべては天候次第だ」と語り、アントネッリも同意した。

「天気が良ければ、明日になるかもしれない」

メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

アントネッリとラッセルの表情には、総じて満足感が漂っていた。

水曜日の最速ドライバーとなったアントネッリは、初日の月曜日よりも内容の濃い1日だったと振り返っている。

「午後にはフルレース距離を走ることができたので、より多くの走行距離を稼げたし、チームにとって多くのデータを集めることができた」とアントネッリは語った。

「このマシンは完全に新しく、昨年のクルマとは大きく異なる。だから周回を重ねるごとに、少しずつ慣れていっている。ドライバーとしての僕にとっても、チームにとっても、これは継続的な学習プロセスであり、その意味でもできるだけ多く走ることがとても重要だ」

ラッセルもまた、寒さが厳しい難しいコンディションの中であったにもかかわらず、前向きな感触を口にしている。

「今朝の路面温度は摂氏数度しかなく、これまで走った中でも最も寒いサーキットのひとつだった。だからタイムから読み取れるものはほとんどない」とラッセルは述べた。

「本当の緊張感は、メルボルンに行き、ライバルに対して自分たちがどの位置にいるのか、よりはっきり見えてきてからだ。今はただ、新シーズンに向けて懸命に作業を続け、そのプロセス自体を楽しんでいる」

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1