アルピーヌF1 オーストラリアGP決勝「苦労してつかんだ1ポイント」
アルピーヌは2026年F1オーストラリアGP決勝でピエール・ガスリーが10位に入り、開幕戦で1ポイントを獲得した。フランコ・コラピントはスタート違反によるストップ&ゴーペナルティが響き14位でレースを終えている。

コラピントはスタート直後、前方で加速が遅れたリアム・ローソンのマシンを間一髪で回避する場面もあった。

一方のガスリーは序盤のバーチャル・セーフティカー(VSC)中にピットストップを行い、その後ハードタイヤで46周を走破。終盤にはエステバン・オコンの追撃を抑え、粘り強い走りでポイント圏内を守り切った。

ニールセン「忙しいレースだった」
マネージングディレクターのスティーブ・ニールセンは、ガスリーの走りを評価するとともに、チームとしての反省点にも言及した。

「ピエールの10位で1ポイントを持ち帰ることができた」とニールセンはコメント。

「彼にとっては非常に忙しいレースだった。多くの激しいバトルを戦い抜き、最終的には困難な状況の中で粘り強さとスキルを示して強い結果を手にした」

「残念ながらフランコ側のオペレーションミスによりペナルティを受け、ポイント争いの可能性は消えてしまった。これはチームとして受け止めるべきことであり、フランコには申し訳ないと思っている。彼の責任ではなかった」

「今日のレースから彼は多くの経験を得たはずだ。今後チームやピエールとともに、現在のレースで求められる新しいスキルについて多くを学ぶことになるだろう」

「スポーティングの観点から見ても、今日は非常にユニークなグランプリだった。さまざまな戦術や駆け引きが展開され、フィールド全体で興味深いレースが繰り広げられた」

「これはF1の新時代の初日だ。我々は今日の結果に満足していいと思う。次は来週の中国GPスプリントに向けて集中していく」

ガスリー「苦労してつかんだポイント」
10位でフィニッシュしたピエール・ガスリーは、厳しい戦いの末に獲得したポイントを喜んだ。

「今日は本当に苦労してつかんだ1ポイントだった」とガスリーはコメント。

「長い午後だったし、スタートもうまく決まっていくつか順位を上げることができた。レース中には面白いバトルもいくつかあったが、接触によるダメージもあって本来のポテンシャルを完全には発揮できなかった。状況次第ではもっと上位で戦えていたと思う」

「それでもポジティブな点は多いし、来週に向けて学ぶことも非常に多い。レースの形は確かにこれまでとは違っていて、新しい挑戦がたくさんあった」

「戦術やさまざまな要素がレースに影響するようになっている。実際にレースを経験してみて理解すべき新しい要素がたくさんある」

「忙しいレースだったが楽しかった。チーム全員にとって良い仕事だったと思う。来週は中国でスプリントウィークエンドがあるので、すぐにペースをつかむ必要がある」

アルピーヌF1チーム F1 オーストラリアGP

コラピント「危うくスタートで終わるところだった」
14位でフィニッシュしたフランコ・コラピントは、スタート直後の危険な場面とペナルティが結果に影響したと語った。

「結果だけ見れば望んだものではない」とコラピントはコメント。

「ただ、レースペースや得られたデータなどポジティブな点もあり、今後のレースに向けて学べることは多い。グリッド位置を考えれば厳しいレースになることは分かっていたし、スタート違反のペナルティが上位争いのチャンスを失わせてしまった」

「我々はチームとして勝ち負けを分かち合う」

「実はスタート直後にレースが終わるところだった。リアム・ローソンの加速が非常に遅く、ほぼ追突するところだった」

「最後の瞬間に気づいて右へ避け、彼とピットウォールの間を通り抜けた。壁に触れたと思うが、大きなダメージはなく1周目を無事に終えられた」

「結果は満足できるものではないが、週末のスタートを考えればマシンの感触やパフォーマンスには満足している。特にレースペースはミッドフィールドのライバルと比較しても悪くなかった」

「ピエールがポイントを獲得したのも素晴らしいことだ」

アルピーヌは開幕戦で貴重な1ポイントを獲得した一方、オペレーション面のミスやスタート違反など課題も浮き彫りとなった。チームは中国GPのスプリントウィークエンドでさらなる改善を目指す。

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カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム / F1オーストラリアGP