ザク・ブラウンが“Uターン” ホーナーF1復帰を歓迎「戻らなければ驚き」

かつては「ホーナー不在の方がF1は健全」とまで語っていたブラウンだが、今回の発言では一転して復帰を歓迎する姿勢を示しており、そのスタンスの変化が注目されている。
対立関係から一転 ブラウンがホーナー復帰を歓迎
クリスチャン・ホーナーは、レッドブルで20年間チームを率いた後、昨年7月に解任されて以降、F1復帰の可能性が取り沙汰され続けている。
現在52歳のホーナーは、アルピーヌF1チームの少数株取得を目指すコンソーシアムに関与しているとされるほか、アストンマーティンなど複数チームとの関係も報じられている。
そのなかで、かつて激しく対立していたザク・ブラウンが、復帰に前向きなコメントを発した。
「クリスチャンはこのスポーツにとって素晴らしい存在だった」とブラウンは語った。
「スポーツには常に強い個性が存在する。彼らは現れては去っていくものだが、クリスチャンが戻ってくるのは素晴らしいことだと思う。彼は非常に優れたオペレーターであり、その実績がすべてを物語っている」
「ここ数年でチーム代表の動きはかなりあったが、彼が戻ってくるのは歓迎すべきことだ。彼の情熱と年齢を考えれば、アルピーヌであれ別の場所であれ、戻ってこないとしたらむしろ驚きだ」
過去の発言との乖離 “Uターン”の背景
ブラウンは以前、ホーナー不在のF1について「より健全な状態」と評しており、今回の発言は明確な方針転換と受け止められている。
両者は2024年シーズンを通じて激しい場外戦を繰り広げており、F1の政治的なテーマを巡っても対立が続いていた。
それでもブラウンは、個人的な対立を超えて、ホーナーの持つ存在感と実績を評価した形だ。
復帰へのハードル 依然として残る懸念
一方で、ホーナーの復帰には依然として課題も残る。
メルセデスF1代表のトト・ヴォルフは、ホーナーの復帰について「かなり多くのガラスを割ってしまった」と述べ、F1復帰の難しさを指摘している。
ホーナーはレッドブル在任中、女性従業員からセクハラや強圧的行動の疑いで告発されたが、本人は一貫して否定しており、調査では2度にわたり潔白とされた。
それでも、その一連の騒動が与えた影響は小さくなく、F1パドック内での評価が今後の去就にどう影響するかが焦点となる。
復帰は時間の問題か F1パドックの関心集まる
ブラウンの発言からは、ホーナー復帰が単なる可能性ではなく、現実的なシナリオとして見られていることがうかがえる。
アルピーヌを含めた複数チームとの関係が取り沙汰されるなかで、ホーナーがどの形でF1に戻るのか、パドックの関心は高まり続けている。
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