ホンダF1 モナコGPへDiLシミュレーターで専用対策「エネルギーマネジメントが鍵」
ホンダF1は、2026年F1第6戦モナコGPに向けたプレビューを発表した。モナコGPは6月5日(金)にモンテカルロ市街地コースで開幕し、初日にFP1とFP2、6月6日(土)に公式予選、6月7日(日)に決勝レースが行われる。

市街地特有の低速コーナーとトラフィックが続くモナコでは、パワーユニットの絶対的な出力だけでなく、エネルギーマネジメント、冷却、そしてドライバビリティが重要な要素となる。ホンダF1にとっても、アストンマーティンとの連携の精度が問われる週末になる。

モナコ特有のPU適応へDiLシミュレーターを活用
ホンダF1のトラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアを務める折原伸太郎は、モンテカルロ市街地サーキットの特殊性に合わせた準備が必要になると説明した。

「モンテカルロ市街地サーキットは非常に特殊であり、その特性にPUを適応させるためには、専用の準備が求められます」と折原伸太郎はコメント。

「エネルギーマネジメント最適化に向け、AMR Technology Campusで、ドライバー・イン・ザ・ループ・シミュレーター(DiL)を使ったセッションを実施しました」

低速区間とトラフィック下で冷却が課題
モナコは低速区間が多く、パワーユニットの冷却にも厳しい条件が突きつけられる。折原伸太郎は、クリーンエア時だけでなく、モナコ特有のトラフィック下でも安定したPU性能を確保する必要があると語った。

「また、低速区間が多いモナコでは冷却面も課題になります」

「クリーンエア時だけでなく、このサーキット特有のトラフィック下でも安定したPU性能を確保できるよう、Aston Martin Aramco Formula One™ Teamと連携して最適な冷却仕様を追求しています」

ホンダF1 モナコグランプリ

ドライバビリティ向上がラップタイムの鍵
今週末は合計3時間のフリー走行が予定されている。ホンダF1は、その限られた走行時間の中でエネルギーマネジメントの最適化と走行プログラムを効率よく進めることを重視している。

「今週末は合計3時間のフリー走行が予定されており、エネルギーマネジメントの最適化と、走行プログラムを効率よくこなすことが極めて重要です」

「また、エネルギーマネジメントはドライバビリティに大きく影響するため、ドライバーからのフィードバックを得ることも最優先事項となります」

モナコでは、わずかな挙動の乱れがラップタイムだけでなく、ドライバーの自信にも直結する。折原伸太郎は、低速コーナーが連続するコースでドライバーが最大限の自信を持って走れる状態を作ることが重要だと強調した。

「低速コーナーが連続するモナコにおいて、ドライバーに最大限の自信を持って走ってもらえるようドライバビリティを高めることが、ラップタイム向上につながると考えています」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1モナコGP / アストンマーティンF1チーム