F1第16戦日本GP フリー走行1回目:ハミルトンがトップタイム

2008年10月10日
F1日本GP フリー走行1回目
2008年F1第16戦 日本GPのフリー走行1回目が10日(金)、富士スピードウェイで行われた。

富士山には若干、雲がかかっているが、天候は晴れ、ドライコンディションで行われたフリー走行1回目。昨年は大半が雨だったこともあり、各ドライバーがコースとマシンの限界を探る興味深いセッションとなった。

まずは、ティモ・グロック、ヤルノ・トゥルーリのトヨタ勢が精力的に周回を重ねタイムを出していく。このグランプリにかけるトヨタの気合いが感じられる。

ティモ・グロック、エンジン交換の“ジョーカー”を使用(日本GP)

2008年10月10日
ティモ・グロック
ティモ・グロックは、日本GPでエンジン交換のジョーカーを使用する。

今年のF1では、エンジンの2レース使用が義務付けられているが、ドライバーはシーズンに1回だけ10グリッド交換のペナルティを受けずにエンジンを交換することができる。

シンガポールGPで4位に入ったティモ・グロック。シンガポールGPでは1戦目のエンジンだったが、トヨタは、富士スピードウェイでの日本GPで再びフレッシュなエンジンを使用することを決定した。

トロ・ロッソ、ホーンウイングを投入

2008年10月9日
トロ・ロッソ、ホーンウイングを投入
トロ・ロッソは、ホーンウイングが装着された新しいノーズコーンを富士スピードウェイに持ち込んだ。

F1日本GPの準備が本格化した富士スピードウェイ。トロ・ロッソのガレージには、ホーンウイングが装着された新しいノーズコーンがスタンバイされた。

レッドブルがシンガポールGPでホーンウイングを実戦投入しており、姉妹チームのトロ・ロッソは1戦遅れでの投入となる。

トヨタF1:パスカル・バセロン(日本GPプレビュー)

2008年10月9日
トヨタ F1
トヨタF1チームのシャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーであるパスカル・バセロンが、富士スピードウェイで開催されるF1日本GPで必要となるセッティングなどを語った。

昨年の富士スピードウェイから何を学びましたか?
私は以前にGTとツーリングカーのレースで何度も富士を訪れたことがあるが、レイアウトが変更されてからのレースは初めての体験だった。富士には低速、中速、高速といった全てのコーナーがあり、また非常に長いストレートもある。全般的に言えば中程度のダウンフォースが必要になるコースだが、そういった全ての状況に対応する必要があるため、クルマのセットアップはかなり難しくなる。ドライバーの好みに応じて、ダウンフォースをやや高めにしたり、やや低めにしたりすることはあるかもしれないが、全体的に見れば中程度のダウンフォースだ。グリップも中程度で、タイヤやブレーキに関して特に厳しくなる要素はない。昨年我々が学んだことがもう一つあるが、それは明らかに天候が苛酷ということだ! 富士スピードウェイには悪いコンディションでレースを行ってきた長い歴史があるが、昨年は、一年のあの時期には激しい雨がずっと降り続くことがある、ということを改めて確認できた。たとえ雨が降らなくともかなり気温が下がることが予想されるので、我々はそういったタイプのグランプリになるという心づもりでいる。

BMWザウバーがトークショーを開催

2008年10月9日
BMWザウバー
BMWザウバーF1チームが、東京・丸の内の“BMW Group Studio”でトークショーを開催した。

トークショーには、ニック・ハイドフェルド、ロバート・クビサ、そしてチーム代表のマリオ・タイセンが参加。F1ジャーナリストの小倉茂徳さんが進行を務めるなか、リラックスしたムードでトークが繰り広げられた。

「ドライバーもチームも大きな進歩を遂げ、誇りに思っている。」とマリオ・タイセンは初優勝を遂げた今シーズンを振り返る。

ブリヂストン、F1日本GPで特別カラーリングのタイヤを使用

2008年10月8日
ブリヂストン F1 記者会見
ブリヂストンは、F1日本GPに特別なカラーリングを施したタイヤを持ち込むことを発表した。

都内で開催されたF1プレスブリーフィングの場で、ブリヂストンはF1日本GPで、環境啓蒙活動「MAKE CARS GREEN」キャンペーンの一貫として特別なカラーリングを施した「MAKE CARS TIRE」を使用することを発表した。日本GPに持ち込まれるミディアム、ソフトの両コンパウンドには、グリーンのラインが施される。

トヨタF1、「富士スペシャルはその場で作る」

2008年10月8日
トヨタF1 山科忠
トヨタのF1チーム代表である山科忠は、F1日本GPへの抱負を語った。

東京・台場のMEGA WEBで行われた記者会見の場で、山科は「ここを支点に開発を進めてきた」と日本GPの重要性を強調。

「皆様から“富士スペシャル”のことをたくさん尋ねられるのですが、いろんな準備を進めてきたので、その場で“富士スペシャル”を作ります」と日本GPへの万全の準備を語った。

ホンダ F1日本GP直前記者会見

2008年10月8日
ホンダ F1
ホンダは7日(火)、F1日本グランプリを目前に控え、東京・青山のウェルカムプラザで記者会見を行った。

今シーズン、コンストタクターズ9位と低迷を続けているホンダF1チーム。大島裕志は「ご期待に応えるよな結果を出せず、悔しく思っている」と語るなど、今シーズンに関するトーンは低い。

中本修平は、今シーズンの低迷を「昨年のマシンは空力に大きな問題を抱えていて、エアロのチームを作り変えた。結果的に、開発のスタートが遅れてしまった。その遅れが、シーズンの前半のレース成績に影響が出てしまった。その遅れをロスを中心にキャッチアップし、エアロのアップデート、メカニカルのアップデートを続けてきて、クルマは仕上がりつつあるが、持っている力を100%出し切れていない。それがレース結果になってしまっている。」と元気なく語る。

フェラーリ、日本GPでは“ロリポップ”を使用

2008年10月7日
フェラーリ ライトシステム
フェラーリは、日本GPでは従来の“ロリポップ”システムに戻すことが明らかになった。

ライトシステムを使用するフェラーリは、シンガポールGPで燃料ホースが取り外される前にメカニックが信号を青にしてしまうというミスを犯し、結果を逃した。

通常、ホースが取り外されるとライトシステムが自動的に作動するようになっているが、シンガポールでは手動で操作されていた。
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