「インディカーにとってアメリカでのF1人気は脅威」とアレクサンダー・ロッシ
元F1ドライバーのアレクサンダー・ロッシは、アメリカでのレースが2つとなり、2023年には3つになることから、F1がアメリカでのインディカーの人気に関して真の脅威だと認める。

今週末、F1はマイアミに向かい、NFLのマイアミ・ドルフィンズの本拠地であるハードロックスタジアムがあるマイアミ・ガーデンズでグランプリを開催する。

F1が今シーズンアメリカでレースをするのはこれが初めてであり、10月にサーキット・オブ・ジ・アメリカズでのアメリカGPのためにテキサスに向かう。

そして、2023年にはラスベガスが加わり、アメリカでF1が3回開催される。

現在インディカー・シリーズに参戦している元F1ドライバーのアレクサンダー・ロッシは、F1の拡大を楽しみにしている。

「正直なところ、F1とアメリカに興奮している」とアレクサンダー・ロッシは語った。

「アメリカで複数のレースが行われるようになるのは久しぶりだ。大きな国だ。3つない理由はない」

「もちろん、来年から理論的には3つになる。それは素晴らしいことだ」

しかし、それはアメリカのインディカー・シリーズとその人気に脅威をもたらすとアレクサンダー・ロッシは考えている。

F1がモータースポーツ市場のシェアにおいて、インディカーのライバルになったかどうかと質問されたアレクサンダー・ロッシは「確実にそうだと思う。特にアメリカのマーケットシェアを見ればね」とコメント。

「3レースになるので、それは僕たちが知っておく必要があることだ。確かに、ドライバーの個性、チーム、そこにいる代表者など、シリーズでやっていることという観点から、僕たちは開発と計画を続けていく必要がある。動く標的なのは確かだと思う」

アレクサンダー・ロッシは、インディカー・シリーズも改善しなければならないと促した。

「理論的には、今年素晴らしいものになる一例はアイオワだ」とアレクサンダー・ロッシは語る。

「プロモーターで、パートナーが、実際にイベントを後押ししており、最初は多くの資金を投入してる」

「大規模になるはずだよね?・・・僕たち全員が期待しているようにそれがうまくいかない場合、これは僕たちがやらなければならないことの例として、他のトラックや会場の本当に良い基盤を築くと思う」

「ロングビーチがとても人気があるのを見て、セントピーターズバーグを見て、インディを見てほしい。イベントだからだよね? おそらく人々がそこにいる理由の大部分はレースだけど、すべてではない」

「僕たちは今、世界にいるすべての気晴らしで、トラックを走り回っている車を見るためだけに、3日間の生活を捧げる人に売るのは難しいよね? 人々を一日中魅了し続け、友人や家族を連れ出したいのは、他のすべてのことだ」

「F1にはそのようなセックスアピールがあると思う」

「彼らはそれをマーケティングし、それをプッシュし、それを展示するという良い仕事をしている。インディカーはもある程度それに取り組む必要があると思うけど、私たちが持っているプロダクトを創造的な方法でプッシュし続ける必要もある」

「僕たちが持っているものは非常に特別だと思うけど、創造的に人々にそれを示すという点で限界をプッシュし続ける必要がある」

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