ペドロ・アコスタ MotoGPタイでスプリント初優勝 マルク・マルケスに降格裁定

最終ラップ直前の攻防でマルケスにポジションを奪われたアコスタだったが、スチュワードはその動きを不当と判断。マルケスに1ポジション降格のペナルティが科され、アコスタが勝利を手にした。
スタートではマルケスが好発進を決め、ベッツェッキを1コーナーまでの加速でかわしてトップに立った。2列目スタートのファビオ・ディ・ジャンアントニオも好スタートを切り、ラウル・フェルナンデスを抜いて3番手へ浮上。しかしターン3でアレックス・マルケスに外へ押し出され、両者ともポジションを落とした。
ベッツェッキはターン10で再びトップを奪取したが、最終コーナーでマルケスが抜き返して2周目へ突入。ターン3で再びベッツェッキが先頭に立つ激しい攻防が続いた。
しかしターン8でベッツェッキが転倒。そのままリスタートできず、好スタートを切った週末はここで終わった。
アコスタはすぐさまマルケスを抜いてトップに立つが、最終コーナーで再び抜き返される。その後も両者はテール・トゥ・ノーズの接近戦を展開。残り4周、3周と最終コーナーで2度オーバーテイクを成功させたアコスタだったが、いずれもワイドに膨らみポジションを守れなかった。
決定的だったのは残り2周。ターン9でマルケスの外側から被せるように前へ出ると、ターン10でインを奪い完全に前へ出た。
しかしマルケスは最終ラップ突入の最終コーナーで再び仕掛け、アコスタをワイドへ押し出す形で先頭を奪還。この動きが審議対象となり、マルケスには1ポジション降格ペナルティが科された。
最終コーナーでマルケスはワイドラインを選択し、アコスタに勝利を譲る形となった。アコスタは0.103秒差でチェッカーを受け、MotoGPキャリア初勝利を挙げた。
マルケスは物議を醸す裁定の末に2位。ラウル・フェルナンデスが3位に入り、スプリントの表彰台を完成させた。
小椋藍はホルヘ・マルティンとの接戦を制し4位を獲得。アプリリア勢3台がトップ5入りを果たした。ブラッド・ビンダーが6位、ホンダ勢最上位は7位のジョアン・ミル。
ディ・ジャンアントニオは序盤の混乱を乗り越えて8位。フランチェスコ・バニャイアが9位で最後のポイントを獲得した。
以下、ルカ・マリーニ10位、アレックス・マルケス11位。ヨハン・ザルコがルーキーのディオゴ・モレイラを従えて12位、13位。フランコ・モルビデリ14位、ヤマハ最上位は15位のジャック・ミラー。ファビオ・クアルタラロは16位に終わった。
Tech3 KTM勢は苦戦し、エネア・バスティアニーニ17位、アレックス・リンス18位、マーベリック・ビニャーレス19位。トプラク・ラズガトリオグルはMotoGP初転倒を喫するも再スタートし20位完走。ミケーレ・ピッロが21位で続いた。
ベッツェッキはこのレース唯一のリタイアとなった。
カテゴリー: F1 / MotoGP
