アービッド・リンドブラッド 2026年F1デビューの自覚「走りながら学ぶ立場」

10代のイギリス人ドライバーであるリンドブラッドは、2026年にリアム・ローソンとコンビを組む。カートからモータースポーツ最高峰まで、わずか4年で駆け上がった急成長は、同世代と比べて走行距離の少なさを伴う一方、強烈な渇望を彼にもたらした。
ジュニアカテゴリーを猛烈なスピードで駆け抜けた結果としての昇格は、現代の多くのルーキーとは一線を画す圧縮されたタイムラインでもある。
他のドライバーが長年のシングルシーター経験を積んでF1に到達するのに対し、リンドブラッド自身はいまだ、この急激な変化を受け止めている最中だ。
「正直、あまり考えていない。チームメイトのことも、あまり考えていない」とリンドブラッドはSky F1に語った。
「比較される相手はチームメイトだけど、準備という観点で言えば、僕はこれまで上がってきた多くのドライバーとは少し違う立場にいる」
自分の物語が王道ではないことを理解しているからこその率直な言葉だ。しかしリンドブラッドは、それを弱点とは捉えていない。むしろ、この機会をより刺激的なものにしている要素だと考えている。

速すぎる昇格、しかし萎縮はない
経験不足を認めつつも、リンドブラッドは「準備不足で来ているわけではない」と強調する。
「準備はできている。ただ、3年前はまだカートに乗っていた」
「各カテゴリーを1年ずつしか経験していないから、その意味ではすべてがとても速かった」
そのスピード感は、すぐに緩むことはない。2026年シーズンには大規模なレギュレーション変更が導入され、競争構図は事実上リセットされる。ベテランドライバーでさえ走りながら学ぶ状況となり、ルーキーであるリンドブラッドにとっては、少なくとも部分的には条件が平準化される。
「この冬の間にできるだけ多くを学び、自分自身に集中してチームと仕事をすることだけを考えている」
「現実的に、新しいことが本当にたくさんある。理解していかなければならないことが山ほどある」
繰り返されるのは、内向きの姿勢だ。現時点で、ローソンや他の誰かと自分を比較するつもりはない。
「考えているのは、自分から最大限を引き出して、できる限り良い状況を整えることだけ。その先で何が起きるかを見る」
新車を巡る不確定要素があまりにも多い以上、比較そのものが時期尚早であり、意味をなさないと彼は考えている。
「来年は未知の要素が多すぎる。『あのドライバーより上に行きたい』なんて話すのは無意味だ」
「ただ自分に集中して、懸命に取り組み、シーズン開幕に向けて最高の準備をする。それだけだ」
急激な昇格の渦中にあっても、リンドブラッドは目を回してはいない。経験は少ないかもしれないが、モチベーションは溢れている。レーシングブルズのルーキーは、再び速いスピードで学ぶ準備ができている――今度は、F1という最大の舞台で。
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