ホンダF1、日本的な“義理人情”撤退でレッドブルに置き土産

2021年2月18日
ホンダF1、日本的な“義理人情”撤退でレッドブルに置き土産
ホンダは、2021年シーズン限りでF1から撤退するが、巨額の開発費をかけて開発してきたF1エンジンという置き土産をレッドブルに残す。

ホンダは2月15日(月)、2022年以降もホンダのF1エンジンをレッドブルが継続して使用する契約に合意したことを発表した。レッドブルはホンダF1の知的財産権を元に『Red Bull Powertrains』という新会社を設立してエンジンビルダーとなる。

アルファタウリF1代表 「ホンダF1のPUを引き継げることを嬉しく思う」

2021年2月18日
アルファタウリF1代表 「ホンダF1のPUを引き継げることを嬉しく思う」
アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、ホンダのF1撤退後もレッドブルとしてF1エンジンを引き継いで継続して使用することで合意に至ったことを“非常に嬉しく思う”と語った。

2015年にF1に復帰したものの、競争力を発揮できずに3年で終わったマクラーレンとのパートナーシップの後、ホンダF1を救ったのは現在のアルファタウリであるトロロッソだった。

レッドブルF1 「2024年までのF1エンジンの性能調整に内々で合意」

2021年2月18日
レッドブルF1 「2024年までのF1エンジンの性能調整に内々で合意」
レッドブル・レーシングは、F1チームは、2022年から2024年までのF1エンジンの開発凍結期間中に何らかの方法でパフォーマンスを均等化することに内々で合意していると主張する。

ホンダのF1撤退後にルノーのカスタマーに戻ることを嫌ったレッドブルは、既存のホンダのF1エンジンを継続して使用するためにF1エンジンの開発を凍結するというロビー活動を実施。

レッドブルF1 「譲渡契約の一環として転籍するホンダF1の人材もいる」

2021年2月17日
レッドブルF1 「譲渡契約の一環として転籍するホンダF1の人材もいる」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、シャシーとエンジンの両方のコンストラクターとなったことで人材を強化しようとしており、エンジン譲渡契約の一環としてレッドブル・パワートレインズに転籍するホンダF1のスタッフがいることを明らかにした。

レッドブルは、ホンダがF1から撤退した後、2022年から2024年までホンダのF1パワーユニットを引き継ぐことを正式に発表。エンジンを運用する新会社「レッドブル・パワートレインズ」を設立した。

レッドブルF1 「ホンダF1は2022年のE10燃料対応までエンジンを開発」

2021年2月17日
レッドブルF1 「ホンダF1は2022年のE10燃料対応までエンジンを開発」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダF1との契約内容について説明。ホンダF1は、エンジンを2022年から導入されるE10燃料への最適化まで開発を終えてからレッドブルにF1エンジンを譲渡する。

レッドブルとホンダは2月15日(月)、2022年以降もホンダのF1エンジンをレッドブルが継続して使用する契約に合意したことを発表。レッドブルはミルトンキーンズのファクトリーに新会社『Red Bull Powertrains』を設立し、ホンダのF1エンジンに『レッドブル』のバッチをつける。

ホンダF1、2021年型F1エンジン『RA621H』を初始動…サウンドを公開

2021年2月16日
ホンダF1、2021年型F1エンジン『RA621H』を初始動…サウンドを公開
ホンダF1は、2021年型のF1エンジンが『RA621H』という名称であることを正式に発表。

今シーズン限りでF1から撤退するホンダF1は、当初は次世代F1マシンが導入される2022年に向けて開発していた“新骨格”のF1エンジンを1年前倒しで導入。エンジン名称に『RA621H』という名前を与えた。

レッドブル、ホンダF1のエンジン継承で「自らで運命をコントロールできる」

2021年2月16日
レッドブル、ホンダF1のエンジン継承で「自らで運命をコントロールできる」
レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1エンジンプログラムを引き継ぐというレッドブルの決定は、F1で“自分自身の運命をコントロールできる”ことを意味すると述べた。

ホンダF1は今シーズンの終わりにレッドブルのワークスサプライヤーとしてのF1活動を終了するが、2022年から2024年までF1エンジンの開発を凍結するというF1の決定を受け、そのエンジン技術をレッドブルに譲渡することを受け入れた。

レッドブル、ホンダF1のエンジンを『レッドブル・エンジン』として運用

2021年2月16日
レッドブル、ホンダF1のエンジンを『レッドブル・エンジン』として運用
レッドブルF1は、2022年に引き継ぐホンダのF1エンジンのネーミングライツを販売することはせず、『レッドブル・エンジン』の名前で搭載することを明らかにした。

2021年のホンダのF1撤退に伴って2022年以降のエンジンがない状態となっていたレッドブルだが、2月15日(月)にホンダのF1パワーユニットの知的財産権を引き継ぎ、新しいレギュレーションが導入される直前の2024年まで使用する契約に合意した。

アルファタウリF1、『AT02』搭載の最新ホンダF1エンジンサウンドを公開

2021年2月16日
アルファタウリF1、『AT02』搭載の最新ホンダF1エンジンサウンドを公開 / 2021年F1マシン
アルファタウリ・ホンダF1は、2021年F1マシン『AT02』に搭載する最新ホンダF1エンジンを初始動。2021年型のホンダのF1エンジンサウンドを公開した。

トロロッソ時代から数えてホンダF1と4年目のパートナーシップとなる今年、アルファタウリ・ホンダF1はピエール・ガスリーのチームメイトとして日本人ドライバーの角田裕毅をデビューさせる。
«Prev || ... 271 · 272 · 273 · 274 · 275 · 276 · 277 · 278 · 279 ·... | | Next»
 
F1-Gate.com ホーム