ホンダ:バルセロナテスト最終日
2008年2月4日

午前中は、バリチェロは様々なセットアップの評価を行い、45周を走行した。バトンは、より長い52周を走行し、いくつかのシャシーまわりの基本セットアップを行った。
午後からは雨が降ったが、両ドライバーは、トラクションコントロールなしでのウェット路面を初走行し、チームは有益なデータを集めることができた。
バリチェロは84周を走行し、11番手タイムの1分23秒795。バトンは86周を走行し、ベストタイムは1分23秒080だった。
ホンダは、2月12日から3日間にわたって行われるテストに参加する。
ホンダ:バルセロナテスト2日目
2008年2月3日

午前中、バトンはRA108-02での20周の短いプログラムを完了させた。チームは、3日目のプログラムに間に合うよう完成されたシャシー01の新パーツを待つ一方で、シャシー02に集中した。
ホンダ:バルセロナテスト初日
2008年2月2日

3日間のテストの初日は、ルーベンス・バリチェロとアレキサンダー・ブルツがプログラムをこなした。
バリチェロは、午前中に慣らし運転を行った後、新車RA108でのセットアップ作業を行い、合計で55周を走行し、全体の14番手となる1分24秒125をマークした。アレキサンダー・ブルツにとっては、RA108の初めてのドライブとなった。ブルツは、2台目のRA108のシェイクダウンを担当し、26周を走行した。
明日は、ジェンソン・バトンがブルツからテストを引き継ぎ、バリチェロとともにテストを続ける。
ホンダ、デビッドソン残留をスーパーアグリに要請
2008年1月30日

ホンダのチームCEOを務めるニック・フライは、ホンダが2008年もスーパーアグリのサポートを続ける見返りとして、しっかりとしたフィードバックを行なえるドライバーと契約することを希望している。スーパーアグリは苦しい2007年シーズンを終え、投資家を求めているという事実を隠そうとしていないため、アンソニー・デビッドソンが腕のない資金持ち込みドライバーと交代させられるのではないかという噂話がささやかれている。情報筋によると、ナレイン・カーティケヤンをF1に復帰させようと目論んでいるインドの投資家グループがスーパーアグリと話し合いを持っているという。
ホンダ RA108
2008年1月30日

Honda RA108
2008年、Honda Racing F1 Teamは新型マシンRA108とこれまで以上に強い成功への決意と共にHondaのフルワークス体制3年目のシーズンに臨む。
RA108は、空力レイアウトと機械的構造に関して前モデルとはコンセプトの異なるF1マシン。設計の方向性は、空力パッケージングおよび開発の自由度を高める、特にシーズン中のパフォーマンス強化を容易にするというもの。
重視されたのは高いレベルの空力効率と安定性の実現で、このことは空力パーツとサスペンションの改良に合わせたシャシーの見直しに反映されている。このアプローチはさらなる開発の可能性を広げるためのものである。
ホンダ RA108 画像
2008年1月29日

遂にベールを脱いだRA108。“地球カラー”の面積は減りましたね。白がベースになって、エアロ下部やコックピット、インジェクションボックスの赤がアクセントになっています。ノーズの2本のラインが意外とおしゃれですね。フロントウィングやバージボードに採用された“ギザギザ”のエアロがとても個性的です。
ホンダ、RA108を発表
2008年1月29日

ホンダは29日、イギリスのブラックリーで2008年のF1マシン「RA108」を発表した。新しいカラーリングを施したRA108は今シーズンからチームに加入したテスト兼リザーブドライバーのアレックス・ブルツが初めてハンドルを握り、ピットレーンに仕立てた会場内にいる、メディアをはじめ300人ものゲストの前に登場した。
RA108は、全く新しいデザインコンセプトを採用。そして、コンセプト決定から新車披露までのプロセスを再評価し、開発を進めてきた。さらにRA108は、2007年の反省点と、チームの強みであるブラックリーのオペレーションセンター、ブラックネルのHonda Racing Development、日本の栃木にある本田技術研究所のリソースを結集し、開発された。
ホンダ、フィリッピとコンウェイを育成ドライバーとして契約
2008年1月29日

チームは、昨年11月と12月に、チームが進めるヤングドライバー育成プログラムの一環として、彼らのポテンシャルを見極めるため、GP2に参戦する2人にF1マシンで走行するチャンスを与えた。
2008年のレギュレーションでは、チームはこの2人の育成とテストへの貢献を目的に、2人のF1マシン走行のチャンスを、GP2レースとの兼ねあいを図りながら、設けることができる。
ロス・ブロウン、RA108と2008年シーズンを語る。
2008年1月29日

ロス・ブロウン
RA108の空力レイアウトとメカニカル構造は、今までのマシンと異なるコンセプトで設計した。特に、空力パーツのパッケージングや性能をより柔軟に調整でき、シーズン中のアップデートもよりスムーズにできるデザインにしている。
安定した、高い効率の空力性能を引き出すことに焦点を絞り、車体のレイアウトを、空力パーツやサスペンションに対して、いかに最適なコンビにまとめるかに集中した。これにより、更なる開発に対してアップデートが可能となるため、実際には、今日の車と比較して、開幕戦メルボルンまでに空力パッケージがさらにアップデートされるだろう。