クリスチャン・ホーナー F1オーストリアGP予選「巻き返しのチャンスはある」

特にQ3終盤には、アルピーヌのピエール・ガスリーがスピンした影響でイエローフラッグが提示され、フェルスタッペンの最終アタックが中断。角田も好感触だった初回アタックからペースを維持できず、わずかな差でQ2進出を逃した。
「マックスにとってはタフで不運な予選だった。ガスリーがスピンし、マックスはイエローフラッグに適切に反応した。それは正しい判断だったが、本当に残念だった。あのラップは1分4秒4が出そうだったし、うまくいけば3番手か4番手に並べていたはずだ」とホーナーは語る。
「角田はQ1の最初のランが良かった。トップ10にも入っていて、かなり競争力がありそうだった。だが残念ながらその後はうまくいかなかった。Q2進出に必要なタイムをわずかに届かずに逃してしまった」
それでもホーナーは、母国GPでの巻き返しに意欲を示す。「このサーキットは何が起きるかわからない。ターン1やターン3を乗り切る必要があるし、これまでのレースでもセーフティカーが展開に大きな影響を与えてきた。今日の結果にはフラストレーションもあるが、明日巻き返すチャンスは十分にある」
本拠地でのグランプリで真価を問われるレッドブル・レーシング。予選での苦境を跳ね返すレース展開に注目が集まる。

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