ホンダ F1
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久が、インテルラゴスで開催されるF1ブラジルGPについて語った。

新井康久 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
「オートドロモ・ホセ・カルロス・ペースは、1973年からF1グランプリの開催地となり、ホンダも過去たくさんのバトルを繰り広げた伝統あるサーキットです。このサーキットは前戦のメキシコほどではないものの、標高800mの湿地・高原地帯に位置し、すり鉢上の地形を活用した自然のアップダウンやカーブが特徴的です。パワーユニットの出力は標高の影響を受けますが、同時に車体の空力も影響を受けます」

「高速・低速区間とセクターごとの特徴がはっきりとしているため、フルスロットルで駆け抜けるアウトフィールドの高速コーナーに合わせたパワーユニット出力設定と低速コーナーに合わせたスロットルの反応や適切なトラクション、スピードの変化と左右前後に振られる車体のバランスなど、マシン全体に厳しい要求をしてきます。フリープラクティスを通じて、パワーユニットとシャシーの細かな調整を行い、日曜日のレースに臨みます」

「2015年シーズンも残り2戦となりましたが、熱狂的なモータースポーツファンが見守るインテルラゴスでベストを尽くします」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム / F1ブラジルGP