マックス・フェルスタッペン F1夏休み後に契約解除条項を行使可能に

現時点ではレッドブルとフェルスタッペンの双方が契約継続を望んでいるとされるが、チームの競争力や移籍市場の動向を巡る憶測は依然として続いている。
契約解除条項を行使できる状況に
『RacingNews365』によると、フェルスタッペンの契約には、夏休み前最後のレースとなるハンガリーGP終了時点でドライバーズランキング2位以内に入っていなければ、2027年シーズンに向けて契約解除条項を行使できる内容が含まれているという。
イギリスGPでノーポイントに終わったフェルスタッペンは現在76ポイント。夏休みまで残るベルギーGPとハンガリーGPの2戦で獲得できる最大ポイントは50点のため、到達可能な最高得点は126ポイントとなる。
一方、ランキング2位のジョージ・ラッセルは154ポイント、3位のルイス・ハミルトンは147ポイントを獲得しており、フェルスタッペンは残り2戦で全勝しても夏休み時点で2位以内に入ることは不可能となった。このため、契約解除条項を発動できる条件を満たす見通しとなっている。
レッドブルは残留を希望
ただし、契約解除条項を行使できることと、実際に移籍することは別問題だ。
チーム代表のローラン・メキースは、フェルスタッペンを引き留める最善の方法は競争力のあるマシンを提供し、優秀なエンジニアを集めることだと説明している。
また、フェルスタッペン自身も現時点で2027年の去就について明言しておらず、レッドブル側も残留を望んでいると伝えられている。
移籍先の選択肢は限られる
仮に契約解除条項を行使した場合でも、移籍先の候補は多くない。
報道によれば、現実的な選択肢はメルセデス、フェラーリ、マクラーレンの3チームとみられている。
フェルスタッペン陣営は先週、マクラーレンと接触したとされるものの、CEOのザク・ブラウンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリの体制を維持する考えを示している。また、シャルル・ルクレールはフェラーリと新契約を締結し、ルイス・ハミルトンも残留の意思を示している。
そのため、現時点で最も現実味のある移籍先はメルセデスとみられる。しかし、メルセデスではアンドレア・キミ・アントネッリが好成績を残しているほか、ジョージ・ラッセルも2027年までの新契約を結んだとされており、フェルスタッペンが加入できる余地は限られているとの見方が強い。
今回の報道は、フェルスタッペンが2027年に向けた契約解除条項を行使できる状況になったことを伝えるものだ。ただし、レッドブルと本人は引き続き契約継続を希望しており、実際に移籍へ発展するかどうかは、今後のチームの競争力や各チームのドライバー市場の動向が大きく影響するとみられる。
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