ヨス・フェルスタッペン レッドブルF1批判のブランドルに反撃

一方で、チーム内では幹部の相次ぐ離脱に加え、マックス・フェルスタッペンの将来を巡る憶測も勢いを増しており、レッドブルを取り巻く状況は依然として不安定なままだ。
ブランドルの発言にヨス・フェルスタッペンが反論
シルバーストンでブランドルは、フェルスタッペン陣営がレッドブルの経営体制を崩壊させる一因になったとの見方を示した。
「彼らはレッドブルの経営陣を崩壊させたかった。そして、それを見事にやり遂げた」
ブランドルのこの発言は、クリスチャン・ホーナー、エイドリアン・ニューウェイ、ジョナサン・ウィートリー、そしてヘルムート・マルコ博士がチームを去ったことを受けたものだ。
さらにパドックでは、長年チーフエンジニアを務めるポール・モナハンもシルバーストンで姿が見られなかったことから、退団の可能性が取り沙汰されている。
これに対し、ヨス・フェルスタッペンはブランドルの発言を紹介したInstagramの投稿にコメントを寄せ、次のように反撃した。
「また事情も知らないくせに分かったようなことを言うバカがいる」
マックスもRB22に強い不満
レッドブルにとって厳しい週末となるなか、マックス・フェルスタッペン自身もRB22の競争力不足を隠さなかった。
予選後には、マシンに抜本的な変更を加え、ピットレーンスタートも視野に入れるべきだとの考えを示した。
「理想を言えば、すべて交換するか、全面的に作り直したい」
「僕は迷信深いタイプじゃないけど、まるで黒猫にぶつかったような気分だ。今日は本当に情けなく、ひどかった」
「このままレースに臨むなら意味がない」
マクラーレン移籍説とピアストリ交換説
マックス・フェルスタッペンには2027年にマクラーレンへ移籍するとの噂が浮上しており、その場合はオスカー・ピアストリがレッドブルへ移籍する可能性も取り沙汰されている。
元F1ドライバーのクリスティアン・アルバースは、両チームが互いのドライバー陣営と接触しているとの見方を示した。
「両チームがお互いを探っている」
「ザク・ブラウンがマックスを見ているように、レッドブルもピアストリを狙っている」
さらにアルバースは、ピアストリのマネージャーであるマーク・ウェバーについても次のように語った。
「彼はもはやチームやモーターホームで歓迎される存在ではなくなっている」
タイトル争いには弱気な姿勢
一方、マックス・フェルスタッペンは自身の将来について語ることは避けた。
「予選が一度悪かっただけで、いろいろなことを言うべきではない。それでは意味がない」
「ただ、先週のような良い週末がまた来ることを願っている」
それでも2026年のタイトル獲得の可能性について問われると、これまでよりも弱気な姿勢を見せた。
「その質問は、もう僕にはしないでほしい」
さらに笑みを浮かべながら、こう締めくくった。
「夏休みが待ち遠しい。でも、僕にとっては十分な長さじゃない」
レッドブルはチーム体制の変化やマシンの競争力不足、そしてフェルスタッペンの将来を巡る憶測など、複数の課題を抱えている。シーズン後半に向けて状況を立て直せるかが、タイトル争いだけでなくチームの将来を左右する重要なポイントとなりそうだ。
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