ハースF1チーム ピットウォールを6人掛けのセットアップに戻す
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同じ会場で2年目を迎えたハースF1チームは、ピットウォールスタンドの座席数を半分に減らして3席にし、チーム代表のギュンター・シュタイナー、後任の小松礼雄、そして元ハースチームマネージャーのピーター・クロラのために確保した。
ギュンター・シュタイナーは当時、「F1のコスト上限時代に効率化が必要な場合、あらゆることを検討する」と語った。
「開発に投資する資金が必要な場合、コスト上限があるため、どこに投資するのか?」
「6人のスタッフに投資するか、それとも25万ドルをマシンのアップデートに投資するか?我々は何をしているのかを理解している」
2024年、ハースF1チームは3人体制のピットウォールを全レースで使用し続けた。昨シーズン開幕当初からチーム代表を務める小松礼雄、そして各ラウンドのチームのレース戦略家であるクロラが加わった。
オートスポーツ誌は、今週のバーレーンテスト終了後に今シーズン全24戦に持ち込まれる、2025年に6人体制のピットウォール・ガントリーに戻るという変更は、チームの最近のスタッフ増強に関連していると理解している。
これは2024年半ばにハースF12チームのオーナーであるジーン・ハースが追加投資したことから始まり、その後、昨年末にトヨタが同チームのテクニカルパートナーとして加わったことで、エンジンサプライヤーのフェラーリやシャシーメーカーのダラーラとの長年の提携関係に加えて、そのプロセスが加速した。
2025年のハースのピットウォール(2023年シーズン以前にチームが使用していたのと同じ6人体制)の1席は、トヨタのスタッフが担当することが分かっている。
これには、TOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツ・ディレクターである 加地雅哉も含まれるが、今シーズンはすべてのF1イベントに同氏が参加するわけではない。
ハースF1チームのピットウォールチームの残りのメンバーは、小松、新チームスポーティングディレクターのマーク・ロウ、新チーフエンジニアのフランチェスコ・ネンチ、新チーム戦略責任者のカリーヌ・クリデリッチで構成され、ジーン・ハースの席が確保されている。
ジーン・ハースがピットウォールにその席にいない場合は、追加のエンジニアがその席に就くことになる。
カテゴリー: F1 / ハースF1チーム