ハースF1チーム カナダGPで苦戦も入賞 ベアマンが貴重な1ポイント獲得
ハースF1チームは2026年F1カナダGP決勝で、オリバー・ベアマンが10位入賞を果たし1ポイントを獲得した。一方、エステバン・オコンはブレーキングに苦しみ14位でレースを終えた。

低グリップかつ不安定なコンディションのなか、ハースF1チームは週末を通してバランス面に苦戦。それでもベアマンは混乱の多いミッドフィールド争いを生き残り、チームに貴重なポイントを持ち帰った。

小松礼雄「厳しい状況でも1ポイントを持ち帰れた」
チーム代表の小松礼雄は、難しい週末だったと認めつつも、課題と収穫の両方が見えたレースだったと振り返った。

「非常に難しいレースでした。スタート時のタイヤ選択は本当に難しく、霧雨による低グリップコンディションでもありましたが、少なくとも我々は正しいタイヤでスタートできました。デグラデーションも非常に低かったです」

「今週末ずっと抱えていたバランス問題によって、両ドライバーともフロントタイヤを機能させ続けること、そしてブレーキロックを抑えることに苦労しました。その点で、オリーは非常に良い仕事をしてくれましたし、エステバンはもう少し苦戦していましたが、根本原因は同じだと考えています」

「ピットストップが遅れた理由については理解できていますので、改善していかなければなりません。それでも1ポイントを持ち帰れたのはポジティブですし、なぜ今週末パフォーマンスを発揮できなかったのかも理解しています。重要なのは、ここからどう対応していくかです。解決策を見つけ、クルマを改善し、オペレーションも向上させていきたいと思います」

ベアマン「苦しい週末で得た1ポイント」
オリバー・ベアマンは、内容的には満足できるものではなかったとしながらも、ポイント獲得を前向きに受け止めた。

「今日のパフォーマンスを考えると、僕たちがポイントに値したかどうかは分からないが、受け取るよ。逆に、十分に値する走りをしても何も得られなかった週末もあったからね」

「全体的に見れば、僕たちにとって本当に難しい週末だったが、それでもポイントを獲れたのは良かった。もっと上を狙えたと思うが、ピットストップが遅かったので、その理由を理解する必要がある」

「今日は非常に滑りやすく難しいコンディションだったし、1周目に役立つと思ってユーズドソフトでスタートすることを選んだ。ただ、結局フォーメーションラップが3周追加されたので、その恩恵があったかは分からない。大きな笑顔で帰れるわけではないが、モナコで強く戻ってくるまで1週間ある」

オコン「ブレーキングに問題があった」
エステバン・オコンは、アップデート投入後のマシンに苦戦していたことを明かした。

「控えめに言っても厳しかった。ブレーキング時に何かがうまく機能しておらず、ずっとロックアップしていたので、そこを掘り下げる必要がある」

「予選後にクルマを新しいアップデート仕様へ変更したので、まともに走れたラップは2周だけだった。でも、チームとしてすべてを持ち帰って分析していく」

ハースF1チームは厳しいコンディションのなかでもポイントを持ち帰り、課題と収穫の両方を得た週末となった。チームはアップデートパッケージの理解を進めながら、次戦モナコGPでの巻き返しを目指す。

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム / F1カナダGP