F1参戦200戦を迎えたハースF1チーム 小松礼雄体制で復活を遂げるまで

2025年6月26日
F1参戦200戦を迎えたハースF1チーム 小松礼雄体制で復活を遂げるまで
F1史上最も小さなチームのひとつであるハースF1チームが、2025年カナダGPで通算200戦目を迎えた。2016年のF1参入当初のカラーリングを再現した特別リバリーで節目を祝ったこの記念レースは、パンデミックによる存続危機を乗り越え、チームが過去最も健全な状態に達したことを象徴するものとなった。

2021年にはウラルカリカラーで最後尾を走り、ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハのラインアップで苦戦を強いられていたが、2023年にはコンストラクターズ最下位に沈むなど、ハースF1チームは幾度となく崖っぷちに立たされてきた。

エステバン・オコン 古巣アルピーヌF1チームの不振に「決して喜びはない」

2025年6月24日
エステバン・オコン 古巣アルピーヌF1チームの不振に「決して喜びはない」
ハースF1のエステバン・オコンは、2024年末にアルピーヌとの関係が悪化して別れたにもかかわらず、現在そのチームが苦戦していることに対して「個人的な満足感など一切ない」と明言している。

オコンがルノー系のアルピーヌに加入したのは2020年。その関係は順調なスタートを切り、2021年のハンガリーGPではF1初勝利を挙げるなど大きな成果も残した。この勝利を挙げたマシンは、今でも彼の自宅に保管されており、フランスチームと過ごした栄光の日々を思い出させる記念品となっている。

ハースF1 参戦200戦を達成 小松礼雄「2016年の初日が昨日のことのよう」

2025年6月16日
ハースF1 参戦200戦を達成 小松礼雄「2016年の初日が昨日のことのよう」
ハースは10年前、オーストラリアでデビューを果たした際、F1において30年ぶりのアメリカ主導チームとなった。そして今週末のF1カナダGPで、ジーン・ハース率いるチームは通算200戦目を迎えた。

「もう10年経ったなんて信じられません」と語るのは、チームのバルコニーでパドックを見下ろしながらのインタビューに応じた代表の小松礼雄だ。「レース数なんて数えてませんが、200戦というのはすごい旅でした。2016年の初日を昨日のように覚えているので、これは本当に誇るべきことです。私たちにとって大きな節目です」

F1カナダGP:オリバー・ベアマンに警告処分 コラピントとの接触未遂

2025年6月16日
F1カナダGP:オリバー・ベアマンに警告処分 コラピントとの接触未遂
オリバー・ベアマンは、2025年F1カナダGP決勝中にフランコ・コラピントとのオーバーテイクを試みた際に規定違反を犯したとして、レース後にスチュワードから警告を受けた。

ハースのベアマンは、サーキット・ジル・ヴィルヌーヴの最終シケイン(ターン14)でランオフエリアに進入し、その再合流の仕方がレースディレクターの指示に従っていなかったとして調査対象となっていた。

“フェルスタッペン世代”オコン 「僕だけ勝てるF1マシンに乗ったことがない」

2025年6月10日
“フェルスタッペン世代”オコン 「僕だけ勝てるF1マシンに乗ったことがない」
ハースF1に所属するエステバン・オコンは、同世代のF1ライバルたちが少なくとも一度は「勝てるマシン」に乗る機会を得てきたのに対し、自分にはそのチャンスが訪れていないという不満を語った。

2025年にハースへ移籍したオコンは、それ以前の5年間をルノーおよびアルピーヌで過ごし、2021年のハンガリーGPでは波乱の展開の中で幸運な初優勝を果たしたものの、それ以外の3度の表彰台も含めて、常にミッドフィールドでの戦いを強いられてきた。

ハースF1チーム カナダGPで200戦目を記念して初参戦時カラーを復刻

2025年6月10日
ハースF1チーム カナダGPで200戦目を記念して初参戦時カラーを復刻
ハースF1チームは、今週末のF1カナダGPで、チームのF1通算200戦目を迎えるにあたり、2016年の初参戦時に使用していたカラーリングを復刻する。

カナポリスを拠点とするハースF1チームは、2016年のオーストラリアGPでF1デビューを果たして以来、通算199戦を戦っており、2026年にキャデラックが参戦するまで、グリッド上で最も新しいチームであり続ける。

小林可夢偉 ハースF1チームとトヨタの関係深化を象徴するテスト走行動画

2025年6月7日
小林可夢偉 ハースF1チームとトヨタの関係深化を象徴するテスト走行動画
小林可夢偉が先週、ハースF1チームのマシンでテスト走行を行い、F1マシンのコックピットに約11年ぶりに戻ってきた。今回のテストは、アメリカのハースF1チームとトヨタとの提携により実現したもので、小林可夢偉がF1マシンをドライブするのは2014年のアブダビGP以来となる。

テストは南フランスのポール・リカール・サーキットで行われ、使用されたのは2023年型VF-23。テストは「TPC(テスト・オブ・プリビアス・カー)」規定の下で実施され、小林可夢偉に現代F1マシンの体験機会を提供するというトヨタの意向によるものだった。

小林可夢偉 ハースF1チームで11年ぶりにF1マシンをドライブ「首にも感謝」

2025年6月1日
小林可夢偉 ハースF1チームで11年ぶりにF1マシンをドライブ「首にも感謝」
元F1ドライバーで現WEC(世界耐久選手権)参戦中の小林可夢偉が、自身のInstagramでF1マシンを再びドライブしたことを報告した。舞台はフランスのポール・リカール・サーキットで、実に11年ぶりのF1マシンとの再会となった。

投稿では、「11年ぶりにこのビーストに再び乗って少し楽しんできた」と綴り、トヨタ・ガズーレーシングおよびハースF1チームに対して感謝の言葉を述べた。最後には「首にも大きな感謝を」とユーモアを交え、久々のF1走行による肉体的な負荷も示唆している。

キャデラックF1が“札束攻勢” ハースから人材流出も小松代表「文句はない」

2025年6月1日
キャデラックF1が“札束攻勢” ハースから人材流出も小松代表「文句はない」
キャデラックF1、すでにF1パドックで“札束攻勢”を展開中だ。

来年、ゼネラルモーターズ(GM)の全面的な支援を受けた11番目のチームとしてF1グリッドに加わる予定のキャデラックF1は、すでに積極的な人材獲得に乗り出しており、2026年シーズンまでにおよそ600人規模のチーム体制を目指している。
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