キャデラックF1が“札束攻勢” ハースから人材流出も小松代表「文句はない」
キャデラックF1、すでにF1パドックで“札束攻勢”を展開中だ。

来年、ゼネラルモーターズ(GM)の全面的な支援を受けた11番目のチームとしてF1グリッドに加わる予定のキャデラックF1は、すでに積極的な人材獲得に乗り出しており、2026年シーズンまでにおよそ600人規模のチーム体制を目指している。

ある関係者によると、キャデラックは現在、1日に1人のペースで新規採用を進めており、すでにスタッフ数は約330人に達しているという。

直近では、ハースF1チームのトラックサイド・オペレーション・マネージャーを務めていたピート・クロラがキャデラックに移籍した。

バルセロナでキャデラックの積極的な人材引き抜きについて質問されたハースF1チーム代表の小松礼雄は、次のように語った。

「アストンマーティンに聞いても、同じことを言うと思います」

「かなり高い給与を提示して人材を引き抜こうとしているようですけど、それもこの業界の一部ですし、文句を言うつもりはありません」

キャデラックF1のチーム代表には、元マルシャF1の代表を務めたグレアム・ロードンがすでに就任しており、さらに元ルノーF1の有名エンジニア、ニック・チェスターとパット・シモンズもチームに加わっている。

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カテゴリー: F1 / キャデラックF1チーム / ハースF1チーム