FIA、F1の無線通信規制の見直しを拒否

2016年6月23日
F1 無線規制
FIAのジャン・トッド会長は、F1の無線通信規制を再考する必要性はないと述べた。

先週末のF1ヨーロッパGPでは、無線通信規制が注目を集めたレースとなった。ルイス・ハミルトンは、エンジンモード設定を自力で解決することに苦労し、ステアリングホイールで解決策を探り続けながら走行するのは“危険”だったと述べている。

FIA、バクー・シティ・サーキットのコースを一部修正

2016年6月18日
バクー・シティ・サーキット
FIAが、F1ヨーロッパGPのフリー走行で特定の縁石やピットレーンに懸念が生じたことを受け、バクー・シティ・サーキットに小規模な変更を加えることを決定した。

グランプリ初日となった17日(金)、ターン6とターン12の出口に設置された縁石からボルトが飛び出しており、フリー走行1回目を終えた各マシンの左リアタイヤの90%が損傷していたことが発覚した。

ハイネケンのF1スポンサー就任に反飲酒団体が抗議

2016年6月15日
ハイネケン F1
F1とハイネケンの契約が発表されたのを受け、飲酒の害を訴える圧力団体がFIA会長ジャン・トッドにアルコール関連のスポンサーシップ禁止を検討するよう求めた。

F1カナダGPの開幕前、F1はオランダのビールブランドであるハイネケンと複数年のパートナーシップを結んだことを発表した。

FIA、ホンダとフェラーリのトークン使用を確認

2016年6月11日
ホンダ F1
FIAは、F1カナダGPにむけてホンダとフェラーリがそれぞれ2トークンずつ使用したことを正式に発表した。

ホンダとフェラーリは、モントリオールにむけてパフォーマンス開発トークンを使用して改良版のターボを導入。

だが、ホンダはパワー出力ではなく、効率性に関する改良だと主張している。

F1:生体計測データによる事故分析システムの導入を目指す

2016年6月7日
F1 生体計測
FIAは、さらなる事故データ取集のために2016年F1シーズン終了までに生体計測システムに取り組んでいく。

FIAは、F1オーストラリアGPにおけるフェルナンド・アロンソの高速クラッシュの調査結果を発表。

事故データレコードとインイヤー加速度ツールとともに、ハイスピードカメラからのデータ分析が初めて行われた。

F1モナコGPから捨てバイザーのコース上への投げ捨てが禁止

2016年5月26日
F1 捨てバイザー
F1モナコGPからドライバーは捨てバイザーをコース上に投げ捨てられることが禁止される。

まだ、捨てバイザーに対するペナルティは決定していないが、ドライバーとチームはコックピット内に容器のようなものを設置するとみられている。

ジェンソン・バトンは、その新しい規則は“ちょっと馬鹿げている”が、すぐに対応できるだろうと考えている。

フランス西部自動車クラブ、ル・マンでのF1開催案を拒否

2016年5月23日
ル・マン F1 フランスGP
フランス西部自動車クラブは、ル・マンでF1フランスGPを開催する可能性についてのFIAのリクエストを拒否した。

F1フランスGPは、2008年にマニクールで開催されたのを最後にF1カレンダーからは外れている。

フランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン代表は、FIAからブガッティ・サーキットを使ってル・マンでF1レースを開催する可能性についてFIAから問い合わせがあったが、それをすることによって得られるものは何もないと考えている。

FIA、ネルソン・ピケJr.のヨーロッパF3参戦を認めず

2016年5月13日
ネルソン・ピケJr.
FIAは、ネルソン・ピケJr.のF3ヨーロッパ選手権へのスポット参戦を認めなかった。

元F1ドライバーで現役フォーミュラEチャンピオンであるネルソン・ピケJr.は、カーリンと契約して、今週末のヨーロッパF3 第3戦ポーへのスポット参戦を予定していた。

しかし、FIAのシングルシーター委員会は、ネルソン・ピケJr.の参戦を電子投票にて審査した結果、“選手権の精神に反する”として参戦を認めないことを決定した。

F1:2017年以降のF1エンジン規約に合意

2016年4月30日
F1 エンジン規約 2017
FIAは、コストを制限し、全チームへの供給を確保し、パフォーマンス収束とサウンドを改善することを目的とした2017年以降のパワーユニットレギュレーションに合意した。

パワーユニットレギュレーションは近年の政治闘争の舞台となっており、メルセデスがアドバンテージを守ろうとする一方で、ライバル勢はどうにかして追いつこうとしていた。
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