2022年 F1オランダGP 予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)
2022年F1第15戦オランダグランプリの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。

距離が短く、狭いザントフォールト・サーキットでは、序盤のセグメントではトラフィックが課題となった。また、トラックレボリューションが大きく、タイムが拮抗しているミッドフィールドではアタックのタイミングも重要となった。

11番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
「結論から言えば、フリープラクティスを踏まえると、今日のパフォーマンスには満足しなければならない。FP3で大きなステップアップができたし、予選でもQ3まであと少しだった。明日は11番グリッドからのスタートなので、スタート直後にできるだけポジションを上げてポイント圏内でレースを終えることが目標だ」

12番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「僕たちにとってトリッキーな一日だったし、予選に臨んでいた結果ではない。 リアのグリップに少し苦しんでいて、前の週末に比べて少しペースが不足しているように見えたので、そこをしっかりと見ていく。過去にも悪いポジションにいたことはあるし、ポイント獲得の場所はそう遠くない。週末はまだ終わっていない。 明日はさらにオーバーテイクできることを期待しているし、いつものように堅実なレースをして、2台のマシンをポイントに戻すために全力を尽くすつもりだ」

13番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「残念ながら、今日は僕たちの日ではなかった。Q2ではトラフィックがあり、Q3進出を阻まれた。僕たちは0.5秒速かったので、6位になれたかもしれない。車の真のポテンシャルを見せることができなかったけど、ザントフォールトのような狭いトラックではこういうこともある。明日、マシンのペースを利用して、レースでもっと良い結果が出せるかどうか見てみよう。昨年経験したように、ここはオーバーテイクは簡単ではないけど、できるだけ多くのポイントを獲得するために攻めるつもりだ」

14番手:周冠宇(アルファロメオ)
「今日の予選ではまずまずのステップを果たせと思う。特に今日のFP3の結果を考えると、僕たちは後手に回っていたし、Q1で敗退する可能性があった。予想通り、ミッドフィールドは非常にタイトだったけど、予選にはかなり満足している。持てる力を最大限に発揮できたと思うし、それが無線でチームに感謝したかった理由だ。他のチームと比べると、まだ少しペースに苦しんでいるけど、明日に向けてより良いチャンスを得るために、そこからスタートしなければならない。このトラックレイアウトでオーバーテイクするのは難しいだろうけど、レース中に良いアクションが浮かぶことを願っている」

15番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「サーキットとQ2進出が限界であることを考えると、今日はOKだった。本当に良い仕事をしたと思う。Q3進出は予想していなかったので、Q1には満足している。全員が本当によく頑張った。Q2では、リアのコントロールをやや失ってしまったけど、僕たちはわずかなマージンで戦っている。Q2で15番手というのはもちろん期待外れだけど、一晩で良い変化があったように感じるので、明日は順位を上げられるかどうか見てみるつもりだ」

16番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「車の感触はそれほど悪くなかったけど、もっと上位のグリッドを獲得するためにはペースとグリップが足りない。セットアップであらゆることを試したけど、それでも今日は速くならなかった。このコンパウンドは、予選の1周だけのタイヤだと予想していたし、今日の走行計画で、それに焦点を合わせていた。これまでのところかなり厳しい週末だけど、まだレースが残っている。間違いなくチャレンジになるけど、ベストを尽くして、何を見つけられるか見てみるつもりだ」

17番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「Q1で敗退したことに失望している。僕たちはそれをやり遂げるために取り組んでいたと思うので、難しい予選だった。 自信はあったけど、最後から2番目のコーナーでちょっと運が悪かった。 前の車が土をトラックに引きずり込んでしまい、滑って抜けてしまった。それが影響した。コンマ数秒で見つけて、そこから削っていけたはずだ。 だから、かなり不運だったし、イライラしている。明日のレースはタフになるだろうけど、がんばるつもりだ」

18番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)
「今朝は良さそうに見えたけど、どういうわけかまた消えてしまった。 Q1の最初の走行後はかなりまともに見えたので、他の人が感じていたほどの追加のグリップを獲得できなかったことに少し戸惑っている。 明日プッシュして、何ができるか見てみよう」

19番手:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
「Q1最後のアタックのときにターン13の入口で左側のホイールに砂がついてしまった。その時点では、右側のエイペックスの縁石に集中している。変わったことをしようとしているわけではなかったけど、ラインを外れてドリフトし、マシンのコントロールを失ってしまった。ザントフォールトの『ザント(オランダ語で砂)』につかまってしまったと言えるだろう。その時点までのペースはとても良いだった。最後のアタックでQ2に進出できそうだった。おそらくQ3にも進出できたと思う。残念だ。基本的に最後尾からのスタートになるので、明日に向けて難しい状況だ。スマートな戦略ソリューションを見つけられるか見てみよう。でも、おそらく長い午後になるだろう」

20番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「予選でまだ調査中の問題があった。最初のラップで、ダッシュボードにいくつかのメッセージが表示されてパワーが失われ、2回目のアタックで問題が再発したため、ラップを中止しなければならなかった。週末を通して苦戦しているし、最初のスタートで正しい方向に向けてまともな一歩を踏み出したように見えたので、理想的ではない。代表的なラップに入れることができなかった。これはモータースポーツであり、そういったことは起こる」

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カテゴリー: F1 / F1オランダGP / F1ドライバー