ダニール・クビアト
レッドブルの育成ドライバーであるダニール・クビアトは、トロ・ロッソとの初F1テストで、自分に将来F1ドライバーになれる実力があることを証明できたと考えている。

19歳のロシア人ドライバーであるダニール・クビアトは、若手ドライバーテスト最終日にトロ・ロッソで22周を走行し、11番手タイムを記録した。

テストによってF1シートに近づけたかと質問されたダニール・クビアトは「今日、僕の夢はさらに大きくなりました」とコメント。

「最初の夢はF1カーをドライブすることでした。今日それが叶いましたし、今回のセッションを終えた今、もっと走行距離を重ねればもっとクルマを快適に感じてられると感じていますし、このクルマで速く走れると確信しています」

「残念ながら、最近は若いドライバーは本当に制限されてしまっていますが、僕の仕事が気づかれずに過ぎてしまわないことを願っています。そうならないと確信していますけどね」

「今のところ、それは僕にはどうすることもできません。僕のメインの関心事は、自分がレースをしているチャンピオンシップです」

「今日はベストを尽くすことができたと思っています。いくつか問題はありましたが、チームは僕に何が必要かを確認したと思います」

「今日の内容を分析するにはもう少し時間が必要です。来年や明日(F1への)準備ができているとは言えません」

「いつかF1にいたいのは確かです。今日、それを実感しました」

マーク・ウェバーが来年からWEC世界選手権に参戦することでレッドブルに空席ができ、トロ・ロッソのダニエル・リカルドがレッドブルに移籍する可能性がある。

レッドブルの育成ドライバーには、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ、カルロス・サインツJr.といったドライバーが下位カテゴリーで活躍をみせているが、ダニール・クビアトはあまり熱心に状況を見てはいないと語る。

現在GP3とヨーロッパF3選手権に参戦するダニール・クビアトは「現時点では、あまり多くの注意を払ってはいません」とコメント。

「今のところ、それは僕の仕事ではありませんが、もちろん、気を配ってはいます」

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カテゴリー: F1 / ダニール・クビアト / トロロッソ