2025年F1 バーレーンGP 予選:FACTS AND STATS

マクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスは6位だった。予選セッションから、興味深い事実や統計をまとめてご紹介しよう。
■ ピアストリのポールポジションは、今シーズン初めの中国グランプリで首位スタートを切って以来、キャリア2度目のグランプリポールポジションである。
■ また、ピアストリがバーレーンでポールポジションを獲得したことは、2004年以来この会場でレースを行っているにもかかわらず、マクラーレンが同トラックで第1グリッドからスタートした初めてのケースとなった。
■ ピアストリは2025年シーズン初の複数ポールポジションを初めて獲得しただけでなく、ジョージ・ラッセル(1グリッド降格ペナルティ前のタイムは0.168秒差)との差も、これまでで最大となった。
■ シャルル・ルクレールが獲得した2位は、フェラーリにとって今シーズン最高の予選パフォーマンスとなった。
■ Q2でのピットレーン侵入違反により1グリッド降格ペナルティを受けたラッセルの2位タイムは、2020年のサヒール・グランプリでメルセデスに代役デビューした際の予選2位という、同サーキットにおける自己最高スタートポジションに並ぶポジティブな結果となった。
■ 過去2年間、バーレーンでは最後尾からスタートしていたアルピーヌのピエール・ガスリーは、日曜日のレースで4番グリッドからスタートする。
■ これは、2006年にルノーで優勝したフェルナンド・アロンソ以来、エンストーンチームのマシンにとって最高のスタート位置となる。
■ また、この日はアルピーヌのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレの75回目の誕生日でもある。
■ キミ・アントネッリの素晴らしいデビューシーズンは続いている。メルセデスのドライバーは、グランプリごとに予選順位を上げ、16位、8位、6位、Q2でピットレーンに送り込まれるのが早すぎたために1つ降格したものの、今回は5位となった。
■ ドライバーズ選手権のトップに立つランド・ノリスは、昨年のラスベガスグランプリで6番手スタートを切って以来、最悪の予選パフォーマンスを記録した。
■ 失望は隠せないものの、ノリスにとってはバーレーンでの予選としては過去最高の6番グリッドからのスタートとなる。

■ 昨年のワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、2018年以来のバーレーンでの最悪のグリッドポジションとなる7番グリッドからのスタートとなる。
■ 不吉なことに、フェルスタッペンがトップ6以外からスタートしてグランプリに出場した最後の時は、昨年のサンパウロで17番手からスタートして優勝を果たした。
■ サインツはバーレーンで2017年以来初めてウィリアムズのトップ10スタートを記録したが、この日は彼の父、カルロス・サインツ・シニアの63歳の誕生日でもある。
■ 今シーズン、メルセデスからフェラーリに移籍したにもかかわらず、ハミルトンは12か月前と同じ9位からスタートすることになる。
■ また、7度のワールドチャンピオンであるハミルトンにとって、今シーズン最低のグリッドポジションでもある。
■ 角田裕毅の10番グリッドは、バーレーンでの初のQ3進出であり、レッドブルの両ドライバーが予選の最終ステージに進出したのは2025年で初めてのことだ。
■ Q3進出まで0.017秒及ばなかったものの、アルピーヌのジャック・ドゥーハンはキャリア最高の11番手スタートを切る。
■ 対照的に、アイザック・ハジャーは12番手となり、今シーズン、F1ルーキーにとって最下位のスタート位置となった。
■ アロンソはバーレーンの予選で苦戦を強いられ、14位は2017年以来の同サーキットでの最低スタート順となった。

■ Q2でクラッシュしてしまったにもかかわらず、エステバン・オコンは14位で、今季はハースF1のチームメイトのオリバー・ベアマンを3勝1敗で上回っている。
■ バーレーンでの予選を前に、アレックス・アルボンは今季すべてのレースでQ3に進出した7人のドライバーの1人だった。
■ レーシングブルズのドライバー、リアム・ローソンは予選でDRSの問題に直面し、17位にとどまった。これにより、今季4レース中3度目となるQ1敗退となった。
■ キック・ザウバーのルーキー、ガブリエル・ボルトレトも3戦連続でQ1敗退となった。一方、アストンマーティンのランス・ストロールにとっては、2戦連続のQ1敗退となった。
■ 日本GPで初めてQ3に進出したオリバー・ベアマンだが、バーレーンでは予選最遅のドライバーとして終了し、事態は急転した。
カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP