2021年 F1アメリカGP 金曜フリー走行:トップ10ドライバーコメント
2021年 F1世界選手権 第17戦 F1アメリカGPの金曜フリー走行でトップ10入りしたドライバーのコメント。

1番手:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
「今日はいい一日となり、FP2は希望を持てる内容だったけど、明日の予選は非常に僅差の戦いになるはずだ。メルセデス勢はかなり手強いことが明らかだったので、勝負所で彼らがどうなるのか見ていく」

「僕らはあとコンマ数秒上げなければならないと思うので、明日はポールポジション争いができるように上手くまとめていかなければならない。マシンを向上させるために、エンジニアと試すことがたくさんある。ロングランのペースやタイヤデグラデーションの面でも伸びしろがあると思うけど、おおむねポジティブな初日となった」

2番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「まずまずの金曜日だった。今日は暖かくて、少しトリッキーなときもあった。かなりバンピーだし、風が強かった。ドライングコンディションという点では理想的ではないけど、ペースという点では他と比較して僕たちは良いポジションにいると思う。今夜はもう少し運転しやすくして、予選でもう少しプッシュする自信を得やすいマシンにすることに取り組んでいく。明日何ができるか見てみよう」

3番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「全体的には良い一日だったけど、まだやるべきことがある。最初のセッションは本当に良かったけど、FP2にむけていくつか変更を加えたら、クルマにそれほど満足できなくなった。ペースは悪くなかったけど、全員に対して少し失ったと思うので、今夜データを掘り下げて、理由を解明する必要がある。ここの表面は粗いように感じる。タイヤの温度を維持するのに苦労しているので、以前に経験していたよりもデグラデーションが進んでいる。今日は生産的な日だったし、うまくナビゲートすれば、明日のために改善できる発見がたくさんありるはずだ」

4番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「僕たちはここで良いマシンがあると思うし、5グリッド降格ペナルティを受けて、どこからスタートしたとしても良いレースができると思う。今日は上位勢がかなり僅差であることを示したけど、まだ勝負できることはある。ペナルティにとって、僕にとって重要なことはロングランペースに焦点を当てることだったし、特にFP2ではそれをやっていた。運転するのが簡単ではなかったので、セットアップにはまだ多くの作業が必要だ。場所によってはグリップがかなり失われて、バランスに一貫性がなかった。でも、今夜ベストなオプションを調べて、何ができるか見ていくつもりだ。僕が表彰台や勝利を争うには、他のマシンとレースをして、オーバーテイクをする必要があるからね」

5番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「かなり良い一日だったし、かなり堅実だった。いくつか良い兆候が見られた。まだやるべき作業があるのは確かだし、今夜いくつかのことをやらなければならないけど、クレイジーなものはない。セットアップを少し変更するだけで問題は解決すると思うし、僕たちは適切な場所にいると思う。僕たちには明らかに競争力があるし、両方のマシンがトップ5に入っているので、一晩かけてコンマ数秒を見つけたい。テキサスに戻ってこれて良かった。テキサスは素晴らしい州だ。僕は生まれはオーストラリアだけど、神の恵みはテキサンだ!」

6番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日はとても楽しかった。スタンドにはたくさんの観客がいたし、このトラックを楽しんでいる。ここまでは競争力のあるペースがあってポジティブなスタートが切れているし、多くのことを学ぶこともできた。日曜日はタイヤのマネージングが重要になるだろう。このような暑いコンディションだといとも簡単にオーバーヒートしてしまうし、今日もそれを目にした。加えて、全体的にクイックなセクションがある要求の厳しいトラックだ。6番手で一日を終えられたし、明日は他チームが改善してくるとは思うけど、僕たちにはこのまま週末に維持できる良い勢いがあると思う」

7番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「アメリカに戻ってくることができてとても嬉しい。サーキットでもオースティンの街周辺で、ここの雰囲気はいつもとても特別だ。誰もが本当にフレンドリーで熱狂的で、今日もすでにグランドスタンドで旗を振って応援してくれているファンを見ることができるんは素晴らしいことだ。セッションに関しては、いろいろなものを全てテストして、計画通りにプログラムを完了することができた。チャレンジングだったのは、路面のバンプだ。運転がとてもトリッキーになる。気温が非常に高くなっているため、タイヤマネジメントが重要な要素だった。特にセクター3では、タイヤがオーバーヒートしていた。セクター1でプッシュして最後でタイムを失うか、最初のパートでタイヤをセーブしてラップの最後で速く走るかの間で完璧なバランスを見つける必要がある。FP3でさらにいくつかの仕事をして、予選までにこれを最適化する方法を理解したいと思っている」

8番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「楽な一日にはならず、コースはかならバンピーでマシンの調整に苦労したが、いくつかポジティブな面はあったので、今夜も引き続き取り組んでいく。FP2では、トラフィックに阻まれる形でソフトタイヤでのアタックができなかった。明日は予選でいいラップが出せるように、すべてが上手くいけばと思う」

9番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「オースティンに戻ってくることができてうれしい! トラックはいつものような最初から素晴らしかった。素晴らしいサーキットだし、ドライブするのがとても楽しい。年々、バンピーになってきているけど、それがこのトラックに個性を与えて、マシンやドライバーにとっては新たなチャレンジを提示していると思う。今日はさまざまなセットアップを試し、FP1からFP2までに少し改善した。全体的には金曜日の仕上がりには満足している。自分の最速ラップのセクター3でトラフィックにはまってしまっって、クローズすることができなったことを考慮すれば、ペースは有望だ。それがなければかなり良いラップになりそうだったからね。今日は路面温度が非常に高く、明らかにそれがロングランにも影響を及ぼしていたし、ソフトですぐにデグラデーションが見られた。それは日曜日に物事をトリッキーにするかもしれないので、注視していくつもりだ」

10番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「ポジティブなFP1、本当に良いFP2と、レースペースだけでなく、予選ペースという点でも良い一日だった。とても満足しているし、明日も同じようなパフォーマンスレベルでスムーズに予選を進められることを願っている。全体的に良い週末のスタートが切れたと思う。路面のバンプはまだあるし、いくつかのコーナーではマシンの快適性という点ではとてもトリッキーだけど、全員にとって同じコンディションだし、ベストを尽くしていく。僕たちは決して諦めない。過去数戦ではポイントを争えることを示したと思うし、それを目標にしなければならない」

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カテゴリー: F1 / F1アメリカGP / F1ドライバー