アルファタウリ・ホンダF1、イタリア政府の指示を順守してファクトリーを閉鎖
アルファタウリ・ホンダF1は、必須ではないすべての企業の稼働を停止するというイタリア政府の指示を遵守してファクトリーを閉鎖した。

イタリアでの新型コロナウイルスの感染者数5万9138人、死者数5476人(3月23日時点)とヨーロッパ諸国で最悪の状況となっており、イタリアのコンテ首相は企業の工場やオフィスの稼働を4月3日まで停止する追加措置を発表。

労働者は原則、在宅勤務が義務付けられる。人々の暮らしに必須な生産工場やオフィス、食料品店や薬局は対象外としている。

アルファタウリ・ホンダF1は、この指示に従ってファエンツアのファクトリーを閉鎖したことを発表した。

「4月3日までのCovid-19のロックダウンにより、必須ではないすべての事業を閉鎖するというイタリア政府の決定に従い、ファクトリーは閉鎖され、可能な限り在宅勤務が許可された。 現在、我々のチームの健康が優先事項だ」

F1チームは、4月末まで3週間の“サマーシャットダウン”を完了することになるが、アルファタウリ・ホンダF1の従業員が自宅で仕事をしており、今はまだそれを選択する時期ではないことを明確に決定した。

フェラーリは先週木曜日に“スプリングブレイク”を開始。マラネロのファクトリーは新型コロナウイルスの被害が最も大きかった地域にある。

F1は3月23日(月)に第8戦アゼルバイジャンGPの延期を発表。少なくともあと1週間シーズンの開幕が遅れることが決定した。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1