アロンソ F1中国GPのブレーキ故障は「1コーナーで起こってよかった」

アストンマーティンのドライバーであるフェルナンド・アロンソは、問題が発生した後、ピットでリタイアした。彼は、問題が第1コーナーに差し掛かったところで発生したことを明かした。
「レース開始直後から、ブレーキがかなり熱くなっていたようだ」とアロンソはF1のオフィシャルチャンネルに語った。
「そして3周目か4周目、第1コーナーでブレーキを踏んだところ、ペダルがシャーシの底まで下がってしまった。それはとても恐ろしかった」
ターン1は、トラック上でも最も高速のコーナーのひとつである。ドライバーは少し減速するだけでよく、アロンソはマシンを制御することができた。
「ターン1は、シフトダウンしてコーナーに進入するだけのコーナーなのでラッキーだった。もしターン14や他のコーナーで同じことが起こっていたら、僕の前方を走る4、5台のマシンをレースから脱落させてしまう大クラッシュになっていたと思う」
「不運な状況だ。今日は前のマシンと接触することもなく幸運だったと思う。そして、何が起こったのかを理解し、日本で初めてのチェッカーフラッグを受けられるように頑張ろう」
アロンソは、1週間前のオーストラリアGPでクラッシュしてしまったため、まだ今季のグランプリを完走できていない。彼は、マシンのパフォーマンスは「レースペースではオーストラリアより少し良くなったと思う。昨日のスプリントでね」と語った。

チームメイトのランス・ストロールは、ハードタイヤコンパウンドでロングランのオープニングスティントを走り、12位でフィニッシュした。彼は、最後のスティントの前にポイントフィニッシュが可能かもしれないと考えていたと語った。
「最初のスティントの後、レースが我々に向かって来ていると思った。しかし、ミディアムタイヤではグレイニングがひどく、結局は誰もがワンストップで走りきるレースになってしまった」とストロールは語った。
「今後、楽にポイントを獲得していくためには、確かに取り組むべき課題はたくさんあると思う」
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