トヨタ ハースF1との提携は「F1ドライバー育成の登竜門」と海外の見解

2025年8月8日
トヨタ ハースF1との提携は「F1ドライバー育成の登竜門」と海外の見解
トヨタが、自社ドライバーのF1参戦に向けた動きを一段と強めている。その足がかりとなるのが、ハースF1チームのようだ。

今週、トヨタは静岡県・富士スピードウェイで2023年型ハースを使用したプライベートの2日間テストを実施。これは、アメリカチームが新たに開始した旧型車テスト(Testing of Previous Cars/TPC)プログラムの一環で、トヨタが資金面・運営面で支援して実現したものだ。

坪井翔 ハースF1のTPCでF1初ドライブ「このクルマでレースをしたくなった」

2025年8月8日
坪井翔 ハースF1のTPCでF1初ドライブ「このクルマでレースをしたくなった」
ハースF1チームが富士スピードウェイで実施した旧型車テスト(TPC)の2日目が8月7日(木)に行われ、スーパーフォーミュラとスーパーGTの両シリーズを制したダブルチャンピオン、坪井翔が初めてF1マシンをドライブした。

走行開始前こそ緊張の面持ちだったが、いざF1マシンに乗り込むとt坪井翔はその実力を存分に発揮して1分17秒470のベストタイムを記録。2008年の日本GPでフェリペ・マッサ(フェラーリ)が記録した公式コースレコード1分17秒287に迫るパフォーマンスを披露した。

ハースF1チーム 2日間のTPCで富士スピードウェイに6200人が来場

2025年8月7日
ハースF1チーム 2日間のTPCで富士スピードウェイに6200人が来場
ハースF1チームは2025年8月6日(水)・7日(木)の2日間、静岡県・富士スピードウェイにて旧型車テスト(Testing of Previous Cars/TPC)を開催し、延べ6,200人のファンが来場した(15時時点集計)。快晴の初日には3,200人、曇天となった2日目には3,000人がサーキットを訪れた。

このTPCセッションはトヨタとの技術パートナーシップの一環として行われ、現地では平川亮と坪井翔の2名がVF-23をドライブ。両日とも午前(9:00〜12:00)・午後(13:30〜17:00)の2セッションにわたって走行が行われた。

ハースF1チーム 小松礼雄代表「日本での走行機会はF1人気拡大の好機」

2025年8月6日
ハースF1チーム 小松礼雄代表「日本での走行機会はF1人気拡大の好機」
ハースF1チーム代表の小松礼雄は、富士スピードウェイで実施中の旧型車テスト(TPC)について、「日本のファンにF1をより身近に感じてもらう好機」だと語った。

この2日間のテストは、ハースF1チームがトヨタと技術提携を進める中で行われるもので、2023年型VF-23を使用。平川亮と坪井翔という2人の日本人ドライバーに走行機会を提供する一方、一般ファンにも公開される貴重なイベントとなった。

トヨタ加地雅哉「人材育成こそハースF1チームとの提携の核心」

2025年8月6日
トヨタ加地雅哉「人材育成こそハースF1チームとの提携の核心」
トヨタのモータースポーツ統括を務める加地雅哉は、富士スピードウェイでの旧型車テスト(TPC)が、F1技術提携の中でも「人材育成」に重きを置いた重要なステップであると強調した。

今回のTPCは、ハースF1チームとの連携に基づき、富士スピードウェイで開催されている。2日間にわたり2023年型VF-23が走行し、平川亮と坪井翔の2人の日本人ドライバーに加え、多数のトヨタ技術スタッフが現場に参加している。

坪井翔のF1初テストは「ご褒美ではなく実力評価」トヨタ幹部が明言

2025年8月6日
坪井翔のF1初テストは「ご褒美ではなく実力評価」トヨタ幹部が明言
トヨタは、坪井翔がハースF1チームの旧型車テストに参加することについて、「スーパーフォーミュラ王者への報酬ではない」と強調した。あくまで実力評価の一環としての“オーディション”であると位置づけている。

2025年8月6〜7日に富士スピードウェイで実施されるこの旧型車テスト(TPC)では、初日に平川亮(トヨタ/ハースF1リザーブドライバー)、2日目に坪井翔がVF-23をドライブする予定だ。

ハースF1チーム 富士スピードウェイのTPCテストで来場ファンサービスを実施

2025年8月5日
ハースF1チーム 富士スピードウェイのTPCテストで来場ファンサービスを実施
ハースF1チームは、2025年8月6日(水)・7日(木)の2日間にわたり、富士スピードウェイで旧型車テスト(Testing of Previous Cars/TPC)を実施する。トヨタと関わりの深いドライバー2名がVF-23をドライブし、各種ファンサービスも行われる予定だ。

8月6日(水)はTOYOTA GAZOO RacingおよびハースF1チームのリザーブドライバーである平川亮がステアリングを握り、翌7日(木)には同じくトヨタの坪井翔が走行を担当する。

ハースF1チームに次のレベルへの進化をもたらすトヨタの支援

2025年7月19日
ハースF1チームに次のレベルへの進化をもたらすトヨタの支援
2024年アメリカGP直前、ハースF1は日本の自動車メーカー・トヨタとの画期的な技術提携を発表した。

この提携は、F1グリッドの中でも長らく資金面で不利な立場にあったハースにとって極めて重要なものであり、特にチーム初となる「旧型車テスト(TPC=Testing of Previous Cars)」を実現するという点で、トヨタがハースを新たな競争段階へ引き上げる契機となっている。

ハースF1チームがトヨタの拠点である富士スピードウェイでテストを行う理由

2025年7月16日
ハースF1チームがトヨタの拠点である富士スピードウェイでテストを行う理由
ハースF1チームは8月6~7日、富士スピードウェイでTPC(旧型車テスト)を実施し、リザーブドライバーの平川亮とスーパーフォーミュラ王者の坪井翔がVF-23をドライブする。

この2日間のテストは、トヨタとの技術提携の一環として行われ、一般観覧も可能となる。F1マシンでの走行は30歳の坪井翔にとって今回が初めてで、国内サーキットでのF1テストとしても異例の機会となる。
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