角田裕毅 F1日本GP会見「日本で注目度が上がっている中で入賞したかった」

14番グリッドからスタートした角田裕毅は、オープニングラップでリアム・ローソン(レーシングブルズ)、ピットストップでピエール・ガスリー(アルピーヌ)を抜いたが、12位と惜しくも入賞とはならなかった。
「複雑な気持ちです」と角田裕毅はコメント。
「多くのラップを刻めたので、このクルマで色々なことを学べましたし、クルマの理解についてはかなり深まったと思います」
「ただホームグランプリなだけに、ポイントを獲りたかったです。正直、与えられた時間のなかでは悪くない仕事だったと思うのですが、一年に一度のホームグランプリで、トップ10を狙っていただけに悔しいです」
「ポイントを目標にしていました。あの順位から上がるのは難しいのは分かっていましたし、今回のクルマのセットアップもどちらかというと雨用だったので、さらに難しいのは分かっていました。それでも最大限やれるなかで、ポイントを獲れるようなシチュエーションがあればよかったんですけど、オーバーテイクは難しかったです」

「改善したい点は予選です。ウォームアップですかね。ウォームアップのコンスタント性が一番重要かなというのがありますね」
「あとはまだ学んでいる最中というか、まだ1戦しか終わっていないし、チームメイトは9年もこのクルマに乗っているので、そこで大きな違いが出ていると思います」
「焦らず徐々に徐々にゆっていきたいです。今の成長速度というか学んでいることは良い方向性だと思うので、それを続けていきたいと思います」
今年、日本GPには26万6000人が鈴鹿サーキットに来場した。
「物凄い数のお客さんがいたので、だからこそ、目の前でいい走りをしてトップ10に入りたかっただけに悔しい気持ちで終わってしまいました」と角田裕毅は述べた。
「でも、本当に毎周お客さんを見てエネルギーをもらいましたし、日本で注目度が上がっているなと思っているので、の勢いを無駄にせずにもっと頑張って、次こそはトップ10だけじゃなく、もっと上を目指せるようにしたいです」
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