セバスチャン・ベッテル、前半戦を振り返る
2008年7月4日

「これまでのシーズンは、波乱含みでおもしろかった。オーストラリアは予選がとても良くて、素晴らしいシーズンのスタートが切れた。古いクルマでのスタートだったが、ぼくたちには信頼性が必要だったので結局は正しい決断だった。オーストラリアの後の4戦はスタートや1周目の失敗が多かった。どのレースでも1周目にアクシデントやクラッシュがあった。でも、そういう事もあるさ。そういう時は気持ちを切り替えて次のレースに集中するしかない。」
「トルコが事実上のターニングポイントだったと思う。最下位でのフィニッシュだったし、ピットストップのトラブルも多かったレースだったが、それでもレースを完走することができたんだ。モナコでは新車を導入したが、そのクルマを運転するのは2回目だった。コンディションもすごくトリッキーだったが、とても良いレースを戦うことができた。シーズン2回目のフィニッシュを達成することができたと同時に初めてポイントが獲得できたので、とても良い結果だった。その次のモントリオールも特別な場所だ。ピットレーンからのスタートで、1ストップ戦略で戦ったのが明らかに功を奏したレースだった。ちょうど良いタイミングでセイフティカー導入となり、それにも助けられた。だが、それよりも重要なのは、その週末を通してとても良いペースを維持できたことと、8位フィニッシュで再びポイントを獲得できたことだ。」
レッドブル、セバスチャン・ベッテルの昇格を否定せず
2008年6月24日

パドックでは、セバスチャン・ベッテルのレッドブルへの移籍はほぼ確実だと噂されている。レッドブルのチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、この噂を否定しなかった。
クリスチャン・ホーナーは、ベッテルがトロ・ロッソからレッドブルへ移籍することを「あり得る」ことだと語った。
セバスチャン・ベッテル、「ハミルトンのペナルティは妥当」
2008年6月24日

マクラーレンのルイス・ハミルトンは、ベッテルを追い越した直後にシケインをショートカット。この行為がスチュワードの審議対象となり、ハミルトンにドライブスルー・ペナルティが科せられた。
このペナルティに対して、マクラーレン陣営はハミルトンを擁護。ノルベルト・ハウグは、「ベッテルも“問題なかった”と言うだろう」とコメントしていた。
トロ・ロッソ、セバスチャン・ベッテルが2戦連続ポイント
2008年6月9日

セバスチャン・ベッテル (8位)
「まず最初に、土曜の朝の僕のミスの後、マシンを組み立て直すために素晴らしい仕事をしてくれたメカニックに感謝したい。彼らは、作業を完了させるために夜通し、信じられない仕事をしてくれた。彼らのおかげで僕は今日レースができた。ピットレーンからのスタートは簡単ではなかったけど、レースでのペースは非常に素晴らしく、マシンの感覚もかなり良かったので、すぐに集団に追いつくことができた。2つ順位を上げることができたし、セーフティカーが入った後、それが助けになって、1ストップ戦略での走行を続けた。ピットストップで何が起こったのか正確にはわからない。燃料リグの問題かもしれない。多くの時間をロスして、2つくらい順位を落としたかもしれない。でも、良い一日だったし、8位は素晴らしいね。レースコンディションはアスファルトがバラバラと剥がれ落ちて本当に酷かった。コースアウトするか、少なくとも1秒失うかだった。最後の10週は大変だったし、最も難しいポジションだった。後ろにはかなり強力なマシンがいたからね。僕はポイントが欲しくて、たくさんの攻撃をしのいだ。バリチェロに引っかかってしまった。彼は問題を抱えていたと思う。良いレースだったし、チームと僕にとって、とても楽しくて、素晴らしいレースだった。」
トロ・ロッソ、ベッテルが5位で今季初ポイント
2008年5月26日

19番手からスタートしたセバスチャン・ベッテルだったが、波乱のレースをうまくすり抜け、最終的に5位でフィニッシュ。新車STR3で挑んだ初レースで、ベッテル自身の今季初ポイントとなる4ポイントをチームにもたらした。
一方のセバスチャン・ブルデーは、レース序盤に、クラッシュしてコース上に止まっていたデビッド・クルサード(レッドブル)に後ろから衝突。マシンを破損し、レースを終えた。
セバスチャン・ベッテル、「ここからが新しいスタート」
2008年5月22日

最終的に新車を手に入れられて安堵と興奮を感じていますか?
うん。とても興奮しているよ。モナコにいることにも興奮している。F1マシンでこのサーキットを走ってレースするのは初めてだしね。今にわかるよ。
セバスチャン・ベッテル、モナコGPで5グリッド降格
2008年5月19日

2008年から、ギアボックスは4レース使用しなければならないレギュレーションとなった。モナコGPでセバスチャン・ベッテルがSTR3を走らせることは、トルコGPとは別のギアボックスを使用することを意味する。すなわち、5グリッド降格のペナルティを受けることとなる。
セバスチャン・ベッテル、「STR3を楽しみにしている」
2008年5月15日

セバスチャン、2008年のスタートは悩ましいですか?あなたの最初のフル参戦は、期待していた理想とは違っているはずです・・・
確かに、シーズンのスタートは理想ではなかったよ。でも、それは僕にはどうすることもできなかった。テクニカルトラブルが1回、他の3回は1周目での接触。だから、トルコのスタートのときは、2周したら、それで100%の増加だと考えていたんだ。レースを完走するとこは奇跡だってね!
トロ・ロッソ:トルコGP ベッテルが今季初完走
2008年5月12日

STR2Bでの最後のレースとなるトロ・ロッソ。これまで完走のなかったベッテルは、オープニングラップでのパンク、燃料リグの故障で順位を落としたが、5戦目にして初完走を遂げた。
一方、セナスチャン・ボーデは、スタートで順位を上げたが、中盤にマシントラブルが発生し、スピン。グラベルの中でレースを終えた。