メルセデスF1代表 「ベッテルはもう“偽る”必要はなくなった」
メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ファンを驚かせたセバスチャン・ベッテルの髪の毛について“もう偽る必要はなくなった”と冗談交じりに語った。

今年、セバスチャン・ベッテルは、アストンマーティンF1で新しい冒険に乗り出す。誰もがベッテルの最初のグリーンの画像を楽しみにしていたが、シート合わせの動画で目を引いたのは短く刈り込んだヘアスタイルの頭頂部だった。

近年、髪の毛が薄くなっている兆候は見られていたセバスチャン・ベッテルだが、思い切って短く刈り込んだことで、頭頂部の頭皮は露わになり、最初に画像だけを見たファンのなかにはベッテルだと気づかなかったと投稿する人もいたほどだった。

RTL のインタビューに応じたトト・ヴォルフは、いつもよりも髪の毛が伸びていた。

「美容院に行くことができなかったし、スージー(妻)に切られるのは好きではない」とトト・ヴォルフは語った。

ちょうど、セバスチャン・ベッテルの髪の毛が話題になったタイミングでの取材のため、トト・ヴォルフは冗談交じりにその話題に触れた。

「セブの選択は必然的に生まれた。彼は 『そこ』に何もなくなっており、彼はもう偽りたくないと思っていたに違いない。だから、彼はそうしたに違いない」

過去2年間で低迷していたセバスチャン・ベッテルがアストンマーティンF1で本来のパフォーマンスを取り戻すかと質問されたトト・ヴォルフは、新しい環境がかつての輝きを取り戻す助けになるはずだと考えている。

「彼は風景を新しくする準備ができていた。チーム内でネガティブなスパイラルに陥ったら、変更を加える必要がある」とトト・ヴォルフはコメント

「彼はまったく新しい世界に足を踏み入れる。パフォーマンスは悪かったのはベッテルのせいだけだったとは思わない。周りのすべてが悪化していた」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / メルセデスF1 / アストンマーティンF1チーム