セバスチャン・ベッテル 「F1マシンはダウンフォースを削ってでも軽量化すべき」
フェラーリのF1ドライバーを務めるセバスチャン・ベッテルは、現行F1マシンの“あり得ないほど”のダウンフォースをもってしても、重すぎるマシン重量を補うことができていないと語る。

F1マシンの重量はターボハイブリッド時代に急増しており、2018年には頭部保護デバイスのヘイローが追加されて、現在は746kgを超えている。

巨大なパワーとマシンのパフォーマンスによって、近年はラップレコードが次々と更新されているが、それでもセバスチャン・ベッテルはマシン重量を減らす必要があると考えている。

「ダウンフォースという点でマシンは驚異的だと思う。中速、高速コーナーでのダウンフォース量と、マシンの速さと速度はあり得ないくらいだ」とセバスチャン・ベッテルは語る。

「でも、低速では車重を感じることができる。シケインやヘアピンでマシンを 一方の側から他の側へぶん回したとき実感できる。僕の意見ではマシンは重すぎる」

「ダウンフォースの一部は取り除いてもいいと思う。そこまで必要ではない。むしろマシンを軽量化した方がいい。それでも全体的なラップタイムは変わらないだろう。もっと速いかもしれない」

セバスチャン・ベッテルは、F1に導入された安全性の改善の一部を取り除くことなく、10年前の600kgの重量に近づけることは可能だと考えている。

「パワーユニットとそれに付随するあらゆる余計なものが原因で起こった方向性だ」とセバスチャン・ベッテルは語る。

「もちろん、その一部は撤回したくはない安全対策であり、それらがあるのは正しいことだ。というのも、ハローだけで10kgくらいだ。少し軽くしても、同じくらいの強度を保てるはずだ」

「僕が言っていることは、いくつかのものの重量はおそらく公平だということだ。それ以外?議論することができると思う。でも、600〜620キロしかなかった頃は素晴らしい気分だったことは覚えておく価値があることだと思う。今の最小値は750kgだ」

セバスチャン・ベッテルは、自分が望んでいる感覚の例としてカートをを例に挙げた。

「まったく違う感じだ。カートに乗って最も驚かされるのはあまりパワーがないことだ。でも、比率を考えれば、最も驚かせるのは重量だ。ほとんど重量がなくてもカートを操縦できる・・・比較すればとても速い」

「もちろん、空力はないし、速度も十分ではない。しかし、それは僕たちが少し逃していることだ。遊び心のある感覚だね。質量の慣性があり、とにかくそれを感じることができる」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / フェラーリ