マックス・フェルスタッペン F1ラスベガスGP予選「氷の上を走ってた感じ」

フェルスタッペンはQ3でランド・ノリスに約0.3秒及ばず2番手となったが、「我々にとっては良い結果」と語り、困難な状況の中でフロントロウを確保できた点を前向きに捉えた。
極限のウェット、氷の上のようなコンディション
「本当に、本当に滑りやすかった。ドライでも滑りやすいのに、ウェットだと……楽しくはないと言える」
「僕はウェット走行は好きだけど、今日は氷の上を走っている感じだった。タイヤを少しでも機能させるのに時間がかかった」
フェルスタッペンはQ3でフルウェットからインターに切り替える流れが難しかったと振り返った。
「エクストリーム(フルウェット)では少し競争力があったと思うけど、路面が改善していくからインターに変えないといけない。とにかくグリップがほとんどなくて苦しんだ。最後のラップでは少しリスクを取ったけど、それでもトップ争いには全然足りなかった」

P2は「良い結果」 明日のレースへ前向き
「それでもフロントロウに並べるのは僕たちにとって良いこと。ラップ自体の感触は悪くなかったけど、ブレーキングポイントを合わせたり、タイヤの限界に乗せたりするのが本当に難しかった。でもやり切ったよ」
「明日は楽しみだ。イン側のグリップがどうかは分からないけど、様子を見よう」
視界ゼロのQ1「8秒は空けないと前が見えない」
フェルスタッペンはQ1で必要な“ギャップ”が大きくなった理由についても説明した。
「視界も本当に厳しかった。今のグラウンドエフェクト時代のマシンは、フロアから大量の水やスプレーを巻き上げるから、雨が降るととんでもない量になる」
「だから最低でも8秒は空けたい。多いのは分かっているけど、そうしないと本当に前が何をしているのか見えないんだ」
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