ジャン・エリック・ベルニュ
ジャン・エリック・ベルニュが、もう1年トロ・ロッソに残留する可能性が高まってきた。

トロ・ロッソは、2015年にマックス・フェルスタッペンを起用することを発表。ジャン・エリック・ベルニュが今シーズン末でシートを失うことが決定していた。

しかし、その後、セバスチャン・ベッテルがレッドブルを離脱することになったため、その穴を埋めるべくトロ・ロッソでデビューしたばかりのクビアトがレッドブルに昇格。トロ・ロッソのシートに1つ空席ができた。

トロ・ロッソの空席を埋めるのは、レッドブルの若手ドライバープログラムに所属するカルロス・サインツJr.ではないかと見られていたが、マックス・フェルスタッペンとサインツJr.のルーキーコンビにレッドブルが乗り気ではないとの見方が強まっている。

ジャン・エリック・ベルニュは2015年もトロ・ロッソに残留するのか聞かれたチームオーナーのディートリッヒ・マテシッツは「非常に若いドライバーの隣に経験豊富なドライバーを置くことが何度も議論されている」とコメント。

また、ディートリッヒ・マテシッツは、マックス・フェルスタッペンというあまりに若く、経験のないドライバーと契約したことに対するライバルたちの批判にも反論している。

「彼らは皆フェルスタッペンを望んでいた」とディートリッヒ・マテシッツは Kleine Zeitung に語った。

またディートリッヒ・マテシッツは、セバスチャン・テルのレッドブル離脱という決断は双方にとって「正しいこと」だと述べた。

「セバスチャンに何かが起きていると、数週間ずっと感じていた。変化する時が来ることもある。セバスチャンは我々とともに4度もチャンピオンになった。かなり若かった時に我々のもとに来た彼がね。別の若者をトップに導く時が来たのだ」

「セバスチャンの健闘を祈っている。離脱は合意のもとで行われており、両者にとって正しいことだ」

セバスチャン・ベッテルは、2015年にフェラーリに移籍すると予想されている。

ディートリッヒ・マテシッツは、レッドブルとセバスチャン・ベッテルの契約は、正式にはアブダビでの“最終レース後の5日間”を含むことを明かした。

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カテゴリー: F1 / ジャン・エリック・ベルニュ / トロロッソ