トヨタF1、リチャード・クレーガンの離職を発表

2008年9月1日
リチャード・クレーガン(画像)
トヨタ・モータースポーツ有限会社(TMG)は、チーム・マネージャーのリチャード・クレーガンが、11月末日をもって現職を離れることを発表した。

リチャード・クレーガン(48歳)は、ラリーのメカニックとして入社以来、TMGで過ごした24年間に終止符を打ち、モータースポーツにかかわる他の分野で、新しい刺激的な役職につく。

リチャードの新しいポジションに関する更なる詳細は、追って発表される予定だ。

ヤルノ・トゥルーリ、モンツァ仕様に手応え

2008年8月29日
ヤルノ・トゥルーリ(トヨタF1チーム)
ヤルノ・トゥルーリは、ホームグランプリとなるイタリアGP仕様のTF108に手応えを感じている。

モンツェテストの初日と2日目を担当したヤルノ・トゥルーリ。イタリアGPが行われる超高速レイアウトのモンツァは、ストレートラインでの最高速度のため空力上の効率を追求するという特有なセットアップが要求される。ドライバーは、他のサーキットよりも低いダウンフォースレベルに対処しなければず、空力は、ストレートでのタイムとブレーキングにおけるタイムロスとの折り合いで変更される。

トヨタ、モンツァ用にローダンウフォース仕様をテスト

2008年8月27日
トヨタがモンツァ用に持ち込んだノーズコーン(画像)
トヨタは、次戦イタリアGPに向けて、ローダウンフォース仕様のパッケージをテストした。

モンツァは、超高速サーキットとして知られ、例年、各チームはダウンフォースをぎりぎりまで削った特別パッケージを持ち込んでいる。

今日からモンツァで開始されたF1合同テストに、トヨタは低ドラッグ仕様のパッケージを持ち込んだ。

ヤルノ・トゥルーリ、ヨーロッパGPを振り返る

2008年8月27日
ヤルノ・トゥルーリ(トヨタF1チーム)
ヤルノ・トゥルーリがヨーロッパGPを振り返った。新しいバレンシアのストリートコースで、トゥルーリは5位入賞を果たし、トヨタF1チームは4位の座を守った。フリー走行のトラブルも含め、トゥルーリがバレンシアでの週末を語った。

楽しい夏休みを送れましたか?
「いい休みだったし、家族と一緒にしばらく過ごせたのも良かった。F1カレンダーはNASCARほどレースが詰まっているわけじゃないけど、それでもシーズン全体がコンパクトだからかなり忙しいことに変わりはない。それにレースとレースの合間にテストプログラムが集中しているからね。8月はテスト禁止期間だったから、その機会を利用してアメリカに行ってきた。特に何かのレースに足を運んではいないけど、でも実はマイアミでファン‐パブロ・モントーヤと彼の家族と一緒に一日過ごしたんだ。サーキットから離れて、一緒にひと時を過ごせたのは良かったよ。パドックの中ではなく、お互いの妻と一緒にビーチで過ごせたのは最高だったよ」

トヨタ:ダブル入賞(ヨーロッパGP決勝)

2008年8月25日
ダブル入賞を果たしたトヨタF1チーム
トヨタは、F1ヨーロッパGP決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが5位、ティモ・グロックが7位に入り、ダブル入賞を果たした。

7番手からスタートしたヤルノ・トゥルーリはそのまま順位をキープ、13番手からスタートしたティモ・グロックはスタート直後に順位を3つ上げ、10番手となった。

その後、数台のクルマがリタイヤしたが、両者は共に順位を上げ、懸念されていたセーフティカーが導入されることもなく、最終的にヤルノ・トゥルーリが5位、ティモ・グロックが7位でチェッカーを受け、両車共に入賞しポイントを獲得してレースを終えた。

トヨタ:ヤルノ・トゥルーリが7番手(ヨーロッパGP予選)

2008年8月24日
トヨタF1 (ヨーロッパGP予選)
トヨタは、F1ヨーロッパGP予選で、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ティモ・グロックが13番手だった。

Q1では、ヤルノ・トゥルーリがセッション終了間際にトップタイムを出して1番手、ティモが7番手に入った。Q3では、ヤルノ・トゥルーリが4番手に入り第3セッション進出を決めたが、ティモ・グロックは13番手となり、Q3進出を逃した。

Q3に進んだ、ヤルノ・トゥルーリは7番手グリッドを獲得した。

トヨタ:ティモ・グロックが7番手タイム(ヨーロッパGP初日)

2008年8月23日
トヨタF1チーム(ヨーロッパGP初日)
トヨタは、F1ヨーロッパGP初日のフリー走行で、ティモ・グロックが7番手、ヤルノ・トゥルーリは15番手だった。

ティモ・グロック
フリー走行1回目 14番手 1分42秒036
フリー走行2回目 7番手 1分39秒967
「新しい開催地に来るのはいつも楽しいし、ここのサーキットには感動したよ。とても暑かったけれど、コースは楽しいし、レイアウトが面白いね。アメリカでのチャンプカーのレースでは、様々な市街地サーキットでレースをしたから、市街地サーキットは好きなんだ。けれど、バレンシアは港と建物がなかったら、長いストレートのおかげで市街地サーキットには見えないよね。今日は良い一日を過ごせたよ。公式練習1回目は少し難しかったし、コースはすごい埃だらけだったけど、我々はそれを予想していたからね。午後はもっと良くなって、セットアップもどんどん良い方向に近づいてきた。今日は実りある一日を過ごすことができたから、この方向性を維持できることを願っているよ。」

トヨタF1、KERS導入に慎重

2008年8月22日
KERSの安全性を懸念するトヨタF1チーム(画像)
トヨタF1チームは、KERSの導入を決定していないことをエンジン部門シニアゼネラルマネージャーであるルカ・マルモリーニが明かした。

2009年にF1への導入が予定されるKERSに関して、BMWザウバーやレッドブルなど、いくつかのチームが開発段階で苦労しているには明らか。

ルカ・マルモリーニは、「全チームが問題を抱えている」と語った

トヨタF1のバレンシア新サーキット対策

2008年8月20日
トヨタF1チーム(画像
トヨタF1チームのパスカル・バセロンが、バレンシアの新サーキットへの対策を語った。

未知の新サーキットであるバレンシアに向け、どんな点が準備の鍵になるでしょう?
新しいコースへの準備という点では、ある意味、いつもと仕事は同じだ。走行スピードがどんな感じになるのかを予測するため、通常まずはFIAが提供する情報の分析から始めるが、今回は更に追加の情報もある。グランプリの前にF3とGTカーのレースがあったからね。そのお陰である程度のデータを集めることができた。我々はロジスティック及び走行ラインに関する技術的なデータを収集するため、二人ほどスタッフを派遣した。そのお陰で、他の新コースの場合と比べて、更にいい準備ができている。
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