ジャン・エリック・ベルニュ
トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは、今年、ジャン・エリック・ベルニュは進歩していることを示すためにF1で大きな結果を出す必要があると述べた。

ジャン・エリック・ベルニュは、2013年のチームメイトでレッドブルに昇格したダニエル・リカルドに大きな差をつけられ、話題のルーキーのダニール・クビアトの新しいチャレンジに直面している。

また、2015年にはレッドブルの育成ドライバーで活躍するカルロス・サインツJr.、そして17歳のマックス・フェルスタッペンにシートを奪われるとの憶測が広まっている。

フランツ・トストは、信頼性の問題が両ドライバーが多くのポイントを獲得するチャンスを妨げたと認めるが、今年トロ・ロッソで3年目となるジャン・エリック・ベルニュにとって今シーズンはより重要だと考えている。

「彼は冬の間に多くの前進を果たしており、精神的にもかなり安定している」とフランツ・トストはコメント。

「彼は良い仕事をいている。残念ながら、彼のクルマには多くの信頼性問題が発生した。しかし、走りという点では彼は速いし、スキルもある。あとはとにかく良い結果を出すことを願っている」

「(アンセーフリリースとイグニッション問題が発生するまで6位を走っていた)モナコは多くのポイントを獲得できるという自信を与えたと思うし、そのあと全てがずっと楽になったはずだ」

「結果が必要だ。それが確認となるからね。そうでなければ、ただの話であり、哲学だ」

ジャン・エリック・ベルニュは、レッドブルがダニエル・リカルドの昇格を選んだことの失望から立ち直るために懸命に働いたと述べた。ダニエル・リカルドは、今年F1での初優勝を含め、2勝を挙げている。

「去年は本当に難しい瞬間だった」とジャン・エリック・ベルニュは述べた。

「去年の途中では、ダニエルの方が予選で僕よりも速かったと思うけど、僕はレースで常に取り戻していた」

「決定を理解し、それを乗り越えるには冬休みが必要だったと思う。それでも、多くのポテンシャルがあるチームに居続けられることに感謝している」

「僕は“たられば”を言うようなドライバーではない。でも、今年は多くの不運があったと言わなければならない。ポイント圏内にいれたはずなのにフィニッシュできないレースはたくさんあった」

「僕たちには結果が必要なのでちょっと残念だ。結果を得られなかったときは、どれくらいうまくやれたかは重要ではない。翌週には人々は忘れてしまうからね」

「ポジティブなのは、自分がここまで良い仕事をできていて、チームもここまで良い仕事をしていることだ。とにかくやり続ける必要があるし、結果はできると思っている」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ジャン・エリック・ベルニュ