ミハエル・シューマッハ
ヘルメットに搭載されていたカメラがミハエル・シューマッハの重傷につながったとの推測は“事実ではない”と報じている。

一部では、ヘルメットにカメラ『GoPro』が装着されていた点、また事故現場でヘルメットが複数のパーツに割れていたことから、ミハエル・シューマッハが岩に頭をぶつけた際にカメラがハンマーのような影響をもたらしたのではないかとの推測が広がっていた。

フランスの技術研究所CRITTのある人物は「角度が悪ければ、カメラが衝撃を与えてヘルメットを割る可能性はある」と述べた。

またヘルメットメーカーのUvex(ウベックス)は、特定の衝撃があった場合に、カメラがヘルメットの保護作用に影響することは考えられるとしている。

だが、 Die Welt は、ミハエル・シューマッハの事故を調べたフランス調査当局はカメラ要因説を否定したと報道。「シューマッハは頭の右側から岩に衝突しており、カメラはヘルメットの中心に取り付けられていて無傷のままだった」と説明している。

「そのおかげで証拠画像は損なわれることなく、メモリーカードを詳しく調査することが可能だった」と同紙は付け加えた。

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ