小林可夢偉 F1バーレーンGP
ザウバーは、2010年F1開幕戦バーレーンGPの決勝レースで、小林可夢偉、ペドロ・デ・ラ・ロサともにリタイアという結果に終わった。

小林可夢偉 (リタイア)
「非常に短いレースになってしまいました。12周目にハイドロリックの問題が起き、パワーステアリングが効かなくなったあと、ギヤもシフトすることができずクルマを止めました。スタートはまずまずで、4つ順位を上げることができましたが、その後、タイヤにフラットスポットを作ってしまった。柔らかい方のタイヤでスタートしたペドロのペースが速かったので、僕もそのコンパウンドでスタートすればよかったかなとも思っています」

ペドロ・デ・ラ・ロサ (リタイア)
「実際スタートは良かったけど、そのあと他のクルマとの接触を避けるためにコースオフしなければならずポジションを失った。芝生の上で加速を失ってしまい、何台かが追いて抜いてって、ターン4に到達したときにはいくつもポジションを失っていた。その後は、ポイントも狙えるクルマに仕上がっていると感じていたし、ハイドロリックの問題で29周目にピットへ呼び戻されたときにもチャンスはあった」

ペーター・ザウバー
「冬のテストの進み具合が非常に良かったので、個人的にはこのような形でF1に復帰するということは思っていなかった。決勝の結果以前に、予選にも満足はしていない。ただ、ドライバーはふたりとも油圧の問題が起きるまではしっかりとポジション争いをしてくれていたから、レース中のパフォーマンスという意味ではOKだったと思う。今日トラブルが起きた原因をとにかく早く調査し解決しなければならない」

ウィリー・ランプ
「レースペースはまずまずだったと思う。柔らかいコンパウンドでスタートしたペドロは、クレバーな走りでタイヤをうまくマネージしていた。可夢偉は硬い方のコンパウンドでスタートしたが、予定していた最初のピットストップの前にクルマをリタイアさせなければならなかった。2台ともハイドローリックのトラブルが起きたその原因を、これから調べていく」

関連:F1バーレーンGP:フェルナンド・アロンソが優勝、フェラーリが1-2!

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / F1バーレーンGP