F1 ザウバー
ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは、チームの欠点は1年落ちのエンジンよりも空力の方が大きかったことを“正直”に受け入れる必要があると語る。

2017年、ザウバーは大半のグランプリで後方を走ることになり、5ポイントの獲得でコンストラクターズ選手権最下位でシーズンを終えた。

ザウバーは、2016年仕様で開発がストップしたフェラーリ製F1エンジンを使用していたが、フレデリック・バスールは、それをパフォーマンスを発揮できなかった言い訳にするべきではないと語る。

「我々は自分たちに正直でなければならない。最大の問題はエンジンではなかった」とフレデリック・バスールは Autosport にコメント。

「エンジンは2016年仕様だったが、そのハンディキャップはコンマ数秒だけだ。他チームと比較すれば、最大の問題はシャシー側にあり、我々はそこに焦点を当て、空力を死にもの狂いでプッシュしなければならない」

ザウバーは2018年にフェラーリとの提携を許可し、フェラーリの姉妹ブランドであるアルファロメオをタイトルスポンサーに迎える。ドライバーにはフェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレールを起用し、最新仕様のフェラーリ製F1パワーユニットを搭載する。

「少なくとも先入観からエンジンを拭い去ることはできる」

2018年にザウバーで4年目のシーズンを迎えるマーカス・エリクソンは、2017年のハンディキャップはエンジンだったと主張していた。

しかし、マーカス・エリクソンは、夏休み後のザウバーの進歩を称賛。チームは開発能力を示し、シーズン後半には一時的にミッドフィールドに近づいた。

「2017年にザウバーが古いパワーユニットを使うというニュースを聞いたとき、うまくいかないだろうことはわかっていた。全員が2016年にトロ・ロッソがどうなかったを目にしていたからね」とマーカス・エリクソンはコメント。

「それでもポジティブな方法を試して、『シャシー面により焦点を当てる』と言わなければならないものだ。僕たちはそれをやってきたけど、大きなハンデがあったのは確かだ」

「それが理由でチームとファクトリーの頑張りにはかなり感銘を受けている。僕たちは諦めずにプッシュしつづけてきた」

「夏休み後は本当に災難だったし、僕たちは直接のライバルよりも1周あたり1秒遅かった。本当に酷かったよ。完全に諦めて、来年について考えるのはチームにとって簡単なことだったかもしれないけど、彼らはプッシュし続けたし、ファクトリーで彼らを開発を続け、新しいものをトラックにもたらし続けた」

「最後の3~4周は実際に戦いに持っていたし、予選やレースで正攻法で上回っていた。チームにとって大きなことだったし、コース上とファクトリーの両方でチームには多くのクオリティがあることを示した」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム