アストンマーティンF1 メルセデスPU継続なら「トップ5だった」とモントーヤ
アストンマーティンF1は、2026年シーズン初の大型アップデートによってシャシー性能の改善を示した一方で、依然としてホンダ製パワーユニット(PU)が最大の課題となっている。

元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、もしアストンマーティンがメルセデス製PUを継続していたなら、「グリッドでも有数のチームになっていた」との見解を示し、シャシーとPUのアンバランスさを指摘した。

「今のアストンマーティンにメルセデスPUがあればトップ5」
2026年のハンガリーGPでは、アストンマーティンが待望の大型アップデートを投入。フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは13位と14位でフィニッシュしたものの、両者が完走したレースとしては今季最高の結果となり、マシン性能の前進を印象づけた。

一方で、ホンダ製PUは依然としてライバル勢に対して出力不足が指摘されており、シャシーの改善効果を十分に生かし切れていないとみられている。

こうした状況について、モントーヤはASコロンビアの取材で次のように語った。

「多くの人が理解していないことだが、僕自身もそうだった。昨年のマシン、あるいは今季序盤に投入されたマシンは、エイドリアン・ニューウェイが本格的に関わる前にほぼ完成していた」

「ニューウェイが設計に参加した頃には、すでにほとんどの作業が終わっていた。彼自身も『少しは関わったが、ほぼ完成していた』と言っていた」

「そして彼は今年、『まずはマシンの状態や問題点を見極め、それを踏まえて何をすべきか判断したかった』とも話していた」

モントーヤは、アストンマーティンが2023年にホンダとのワークス契約を決断したことにも触れ、もしメルセデスPUを維持していたなら、現在の戦力図は大きく違っていたと考えている。

「彼らはウィリアムズやキャデラックに約70秒もの差をつけてフィニッシュした。つまり、今のマシンにメルセデスのPUを載せれば、間違いなく上位争いができる」

「4番手か5番手のチームにはなっていただろう。もうそこまで大きな差はないんだ」

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

ホンダ新PU投入で勢力図は変わるのか
もっとも、アストンマーティンとホンダ陣営も手をこまねいているわけではない。

ホンダは夏休み明け最初のオランダGPで改良版PUを投入する予定で、報道では約30馬力の性能向上が見込まれている。現時点でメルセデスやフェラーリに並ぶ水準には届かないとみられるものの、大きな前進となる可能性が高い。

アストンマーティンは今回のアップデートでシャシー面の改善を証明した。今後はホンダの新PUが加わることで、モントーヤの言う「トップ5チーム」に近づけるかが、シーズン後半最大の注目点となりそうだ。

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カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / ホンダF1