ザウバー:小林可夢偉が7位入賞 (F1カナダGP)
ザウバーは、F1カナダGPの決勝レースで、小林可夢偉が7位、ペドロ・デ・ラ・ロサが12位だった。
小林可夢偉 (7位)
「ポイントを獲得できたということが一番大事なことです。ウエットコンディションで速いことを証明しましたが、路面がドライになるとポジションを守りきれるほ どのペースがなかったです。予選が13番手だったので、7位でフィニッシュは悪くないかもしれませんが、長い赤旗中断のあと2番手からスタートしたことを考えると、この結果は残念です。もっと上位でフィニッシュできるようにかなり頑張りましたが、うまくいきませんでした」
ペドロ・デ・ラ・ロサ (12位)
「まずなによりFIAに感謝したい。レースを止めたときはあまりに危険だったし、セーフティカー判断の全てが正しかったと思う。赤旗前は走るのが不可能だった。何も見えなかったし、すべてのギアでハイドロプレーニングになっていた。17番手からスタートしたけど、セーフティカー先導でのレース再開時は9番手だった。でも、リスタート直前にジェンソン(バトン)と接触してフロントウイングにダメージを負ってしまい、ピットインしなければならなかった。それでレースが台無しになってしまったし、多くのポジションを失ってしまった。そのあと1速がスタックしてしまいさらにポジションを失ってしまったけどね。それに加えて、バックマーカーによってタイムを失ってしまった。そこから出来る限りリカバーしようとしたけど、ポイントには手が届かなかった。今日はもっと良い一日にできたはずだけど、チームはとても良いピットストップの判断をしてくれたし、それには感謝したい。かなり波乱に富んだなレースだった。特に猶予なくクルマに乗った者にとってはね。ここでの日々を忘れることはないだろうね」
ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「運も不運もいろいろあるタフな週末だった。いくつかの難しいセッションの後、レースでなんとか挽回することを望んでいたし、総体的にはそれを手にするこ とができたと思う。ドライバーふたりともレース序盤にポジションを上げることができたが、それはコースに留まるというドライバーとチームの好判断のおかげ だ。可夢偉は再スタート後もうまくポジションを守り、ウエットタイヤでのペースも文句なかった。インターミディエイトへの履き替えもうまくいったが、セー フティーカーとレース終盤のドライコンディションで、後方から速いクルマが追い上げてくるという状況になってしまい、その数台からポジションを守る術がな かった。7位という結果は残念だ。もう少しいい結果を手に出来る可能性もあったが、もっと後方からスタートしていたことを考えると文句は言えない。ともか く可夢偉はプレッシャーがかかる状況ながら、ファンタスティックな仕事をしてくれた。最後に100分の数秒で前に出られたのは本当に不運でしかなかった が、それでも6ポイントを獲得できた。ペドロも問題がないように見えたが、フロントウイングにダメージを負ったことで、入賞を逃してしまった。それ以外は 非常に堅実なレースを戦ってくれたし、非常に急な依頼での代走だったが、いいレースをしてくれたことを感謝したい」
関連:F1カナダGP:優勝はジェンソン・バトン、小林可夢偉7位
カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1カナダGP
小林可夢偉 (7位)
「ポイントを獲得できたということが一番大事なことです。ウエットコンディションで速いことを証明しましたが、路面がドライになるとポジションを守りきれるほ どのペースがなかったです。予選が13番手だったので、7位でフィニッシュは悪くないかもしれませんが、長い赤旗中断のあと2番手からスタートしたことを考えると、この結果は残念です。もっと上位でフィニッシュできるようにかなり頑張りましたが、うまくいきませんでした」
ペドロ・デ・ラ・ロサ (12位)
「まずなによりFIAに感謝したい。レースを止めたときはあまりに危険だったし、セーフティカー判断の全てが正しかったと思う。赤旗前は走るのが不可能だった。何も見えなかったし、すべてのギアでハイドロプレーニングになっていた。17番手からスタートしたけど、セーフティカー先導でのレース再開時は9番手だった。でも、リスタート直前にジェンソン(バトン)と接触してフロントウイングにダメージを負ってしまい、ピットインしなければならなかった。それでレースが台無しになってしまったし、多くのポジションを失ってしまった。そのあと1速がスタックしてしまいさらにポジションを失ってしまったけどね。それに加えて、バックマーカーによってタイムを失ってしまった。そこから出来る限りリカバーしようとしたけど、ポイントには手が届かなかった。今日はもっと良い一日にできたはずだけど、チームはとても良いピットストップの判断をしてくれたし、それには感謝したい。かなり波乱に富んだなレースだった。特に猶予なくクルマに乗った者にとってはね。ここでの日々を忘れることはないだろうね」
ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「運も不運もいろいろあるタフな週末だった。いくつかの難しいセッションの後、レースでなんとか挽回することを望んでいたし、総体的にはそれを手にするこ とができたと思う。ドライバーふたりともレース序盤にポジションを上げることができたが、それはコースに留まるというドライバーとチームの好判断のおかげ だ。可夢偉は再スタート後もうまくポジションを守り、ウエットタイヤでのペースも文句なかった。インターミディエイトへの履き替えもうまくいったが、セー フティーカーとレース終盤のドライコンディションで、後方から速いクルマが追い上げてくるという状況になってしまい、その数台からポジションを守る術がな かった。7位という結果は残念だ。もう少しいい結果を手に出来る可能性もあったが、もっと後方からスタートしていたことを考えると文句は言えない。ともか く可夢偉はプレッシャーがかかる状況ながら、ファンタスティックな仕事をしてくれた。最後に100分の数秒で前に出られたのは本当に不運でしかなかった が、それでも6ポイントを獲得できた。ペドロも問題がないように見えたが、フロントウイングにダメージを負ったことで、入賞を逃してしまった。それ以外は 非常に堅実なレースを戦ってくれたし、非常に急な依頼での代走だったが、いいレースをしてくれたことを感謝したい」
関連:F1カナダGP:優勝はジェンソン・バトン、小林可夢偉7位
カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1カナダGP