ダニエル・リカルド 「ピアストリか壁にぶつかるかのどちらかしかなかった」 / F1オランダGP
ダニエル・リカルドは、2023年F1第14戦オランダGPのフリー走行2回目のクラッシュで左手を骨折。残りの週末を欠場することになった。

FP2の序盤、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がターン3のバンクでクラッシュ。ピアストリがライン上にストップしたことで、後続のリカルドは不運にも行き場がなくなり、ピアストリにぶつかるか、ウォールにぶつかるかのどちらかしか選択肢がなかった。

「休みから戻ってこられたことにとても興奮していた」とダニエル・リカルドはコメント。

「今日はとても順調だった。FP2に向けていくつか変更を加え、クラッシュする前にハードタイヤで走った数ラップはいい感じだった。ビルドアップしながら改善していた。あのときはかなり競争力があったし、ポジティブな気分だった」

ダニエル・リカルド スクーデリア・アルファタウリ オランダグランプリ

「ターン3に進入したときのことは覚えている。すでにコーナーに進入してピアストリが見えたので、彼にぶつかるか、壁にぶつかるかのどちらかだった」

「ステアリングから手を離すのに十分な時間がなくて、ステアリングが手に当たってしまった。本当に残念だし、悔しいけど、少しでも早くリカバリーしたい。もちろん、すぐにでも復帰したいけど、正しいやり方で、強く、競争力のあるレースができるようにしたい」

「チームの健闘を祈るとともに、またもや計画を変更することになってしまい申し訳なく思う」

ダニエル・リカルドの代役は、レッドブルのリザーブドライバーを務めるリアム・ローソンが務める。スーパーフォーミュラに参戦中のローソンにとってはF1デビューとなる。

「リアムにとっては挑戦するチャンスだし、彼とチームが力強い週末を過ごせることを祈っている」とリカルドはエールを送った。



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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / F1オランダGP / スクーデリア・アルファタウリ