ダニエル・リカルド、F1イギリスGP後にレッドブルRB19でタイヤテスト
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リカルドは、マクラーレンで2年間のジェットコースターシーズンを経験した後、2022年シーズンの終わりにチームと決別し、2023年にサポート役としてレッドブルに復帰した。
シミュレーターでのセッションや、フルタイムドライバーのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのバックアップのためにトラックサイドで過ごした時間を経て、リカルドが自らハンドルを握る日はそう遠くはないだろう。
今週、リカルドはESPNのインタビューで「シミュレーターには乗っていたけど、シルバーストーンでのレースが終わった後の7月にRB19をドライブする予定だ。ピレリのテストを実施することになっている」と認めた。
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「それから、9月のモンツァの後にも、もう1回乗るかもしれないね。2カ月ほど離れてみて、それがどんなものかを感じることができるだろう」
「速いクルマに乗れるのはもちろん、自分にとってまだ馴染みのあるクルマに乗れるのも楽しみだ。シミュレーターでは少しそうなっている。でも、またドライブできることに興奮しているし、かつて多くの成功を収めたチームに、自分はまだ速いラップを刻むことができるんだと思い出させることができる」
リカルドはこれまでF1で8勝を挙げ、そのうち7勝はレッドブルに在籍した5年間の成績である。そして33歳の彼は、レースから離れることを楽しみながらも、グリッドに戻って成功の新しい章を書きたい気持ちがあることを明らかにした。
「僕はまだ本当にいいところにいる、これにはとても満足している」とレッドブル・レーシングのサードドライバーの仕事についてリカルドは語った。
「この先2~3年、この仕事を続けても満足できるか? おそらく、そうではないだろう。でも、今年に関しては自分にとって間違いなく良いことだと思う」
「今は、来年のグリッドに戻りたいという気持ちだ。それを望んでいる。やり残したことがあるような気がするんだ。僕は、常に輪の中にいて、準備を整えている」
「また、来年グリッドに戻って、次はそれが何であれ、たとえば5年間グリッドにいるとしても、もしかしたらできないことがあるかもしれない。だから、自己満足のために、いくつかの項目にチェックを入れたいんだ」
「ニューヨークマラソンの話が出た。昨年、何人かの友人が走っていて、『かっこいいな』と思ったんだ。レギュラーシーズンではやる機会がないから、ある意味で今年は自分を奮い立たせて、そういうことをやってみたい」
シルバーストーンとモンツァで予定されているRB19での走行に加え、リカルドは9月に開催されるニュルブルクリンク12時間レースのショーランで、旧型のレッドブルF1マシンに乗ってノルドシュライフェに挑むことになっている。
カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド