ダニエル・リカルド F1後輩オスカー・ピアストリのSNSに登場
ダニエル・リカルドと、ますます立派になったそのヒゲが、マクラーレンのオスカー・ピアストリが投稿したSNSのアップデートに登場した。

昨シーズン限りでF1を去って以来、リカルドは控えめな姿勢を保ち、メディアの取材にも応じていなかったが、今週末、ジョージ・ラッセル、オスカー・ピアストリ、そしてスコット・ジェームズと一緒にパデルを楽しむ姿を見せた。

モンテカルロで撮影されたダニエル・リカルド
日曜日、ピアストリは自身のInstagramアカウントに1枚の写真を投稿。その中で、同じオーストラリア出身のリカルドと、グリッド上のライバルであるジョージ・ラッセルと一緒に写っていた。

彼らはモンテカルロ国際スポーツ・コンプレックスでパデルを楽しんだ後に撮影されたもので、ラッセルは元レッドブルのスター、リカルドの肩に腕を回し、リカルドはF1で走っていたときよりもずっと豊かなヒゲを蓄えていた。

2023年にマクラーレンでリカルドの後任としてF1デビューを果たしたピアストリ、リカルドの親友であるオーストラリアのオリンピックスノーボード選手スコット・ジェームズも、F1で通算8勝を挙げたリカルドとともにポーズを取った。

昨年のシンガポールGPを最後にレーシングブルズから外されたリカルドは、F1復帰の可能性からは距離を置いているが、最近「引退生活はやってみたけど、僕には向いてなかった」と語っていた。



リカルドは現在、ギャンブル系企業のDabbleと提携し、「Dabble Dan’s Tailgate Party」という名の賞品を提供するキャンペーンを展開中。このコンペに当選すると、イギリス国内の主要空港からテキサス州オースティンまでの航空券、3泊の宿泊、そして9月20日に開催されるアメリカンフットボールの試合前イベント「テイルゲートパーティー」のVIPチケットが2名分提供される。

このパッケージには、リカルド本人とのミート&グリートも含まれており、この「テイルゲートパーティー」とはスポーツイベントの試合前後に駐車場で行われる社交的な集まりのことだ。

最新のプロジェクトを紹介するプロモーション動画とともに、リカルドはInstagramに次のように投稿した。

「Dabbleのレジェンドたちと組んで、テイルゲートビジネスを始めたよ… DabbleDan.comをチェックしてくれ」

このサイトにアクセスすると、リカルドがこの新たな取り組みについてさらに語っているコメントも掲載されていた。

「ヘルメットを脱いだ後、引退生活を試してみたんだ。ゴルフをしたり、ガーデニングをしたり、たっぷり寝たりね。そんな感じさ。しばらくの間は、それも悪くなかったよ」

「でも、あの感覚が戻ってきた。分かるだろ? 何かをしたいっていう衝動。あの興奮、エネルギーが恋しくなったんだ」

「そしてそのとき、気づいたんだ……」

「本当の情熱を追いかけるときが来たってね」

この新しいテイルゲートビジネスの応募は、21歳以上を対象に、Webサイトを通じて受付中だ。

一方でピアストリは、2025年シーズンのF1ですでに5勝を挙げており、あと1勝すればリカルドのキャリア通算勝利数8に並ぶことになる。

さらに、ピアストリは1シーズンで5勝を挙げたことで、ジャック・ブラバム卿(1960年)とアラン・ジョーンズ(1980年)というオーストラリア人F1ワールドチャンピオンたちの記録に並んだ。

この勢いを維持すれば、ピアストリは21世紀におけるオーストラリアで最も成功したF1ドライバーになる可能性がある。彼はチャンピオンたちに並ぶことについて、冗談交じりにこう語っている。

「そういう記録はもちろんすごいけど、結局それが僕がここにいる理由じゃない」

「もっと多くのレースに勝って、チャンピオン争いをするためにここにいるんだ。だから、もっとカッコいい記録がこれから出てくると思ってる」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / ジョージ・ラッセル / オスカー・ピアストリ