ダニエル・リカルド 「1周目で最後尾だったペレスを勝てせてはならなかった」 / F1サヒールGP
ダニエル・リカルドは、F1サヒールGPのオープニングラップで最後尾に下がったセルジオ・ペレスをレーシング・ポイントのライバル勢は勝たせてはならなかったと語る。

先週末のF1サヒールGPで、セルジオ・ペレスはオーニングラップでシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触したことでピットインを余儀なくされて最後尾まで順位を下げたが、波乱の展開となったレースでセンショーショナルな勝利を収めた。

メルセデスの2台がピット作業ミスによって自滅するという展開はあったものの、ルノーF1のチームメイトのエステバン・オコンが2位表彰台を獲得し、自身は5位でフィニッシュしたダニエル・リカルドは、セルジオ・ペレスがそのような挽回を成し遂げたことに言い訳はできないと考えている。

「タフなレースだったし、5位は通常であればよい結果だ。それに加えてエステバンが2位を獲得したことを祝福したい」とダニエル・リカルドは Sky Sports に語った。

「でも、僕たちのライバルは1位と3位だったし、ペレスは1周目にピットに入ったと聞いていたので、彼を祝福したい。でも、僕たちに全員にとって1周目でピットに入ったマシンを勝たせてはならない。僕たち全員が好機を逃したように感じている。

ダニエル・リカルドは、F1サヒールGPの大部分で最後の表彰台を争っていたマシンのトレインのなかにいたが、アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトにアンダーカットを許したことでチャンスは妥協を強いられたと語る。

「正直なところ、僕サイドはちぐはぐななレースだった」とダニエル・リカルドは語った。

「ピットに呼ばれたけど、すでにピットエントリーを過ぎていたのでピットインできず、(ダニール)クビアトにアンダーカットされた。

「僕たちは彼に景品を与えてしまったし、そこから彼の後ろで第2スティントを過ごした。彼の後ろにいるすべてのラップでレースが僕たちから遠ざかっていると感じた」

「これまでで最も残念な4位だったかもしれない。でも、その一方でエステバンと彼のガレージが強力なレースをしたことを称賛し、祝福しなければならない。

ルノーは、これまでコンストラクターズ選手権3位を争っていたが、レーシング・ポイントが194ポイントで3位、マクラーレンが184ポイントで4位と、172ポイントのルノーが逆転するで3位に浮上する可能性は低い。

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